メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

ズーカラデル×水平線が語り合う、「ロック」を抱えながら生きていくことについて

2026.8.27

水平線企画『潮の⽬-や-』

#PR #MUSIC

「ポップソングって外側を向くものなんだ」(吉田)

―では次は、田嶋さんから吉田さんへの質問をお願いします。

田嶋:僕は楽曲のテーマ選びについて伺いたいなと思って。ズーカラデルの曲を聴くと、日常や景色に凄く敏感な方なんやろうなって感じるんです。もしかしたら動物や植物のような自然のものからインスピレーションを受けることが多いのかなと思うし、吉田さんの地元は北海道ですけど、そういう場所で見てきた景色ももしかしたら曲作りに影響しているのかなって思ったりして。吉田さんはどんなものから曲作りのインスピレーションを受けますか?

吉田:そうだな……正直、自分の育ってきた環境が曲に出ているかどうかは、あまり自覚的ではないんですよね。ただ、若い頃からBUMP OF CHICKENがめちゃくちゃ好きなんです。BUMP OF CHICKENって、宇宙とか星のことをよく歌うんですよ。そういうものに触れてきたことで、なんとなく「ポップソングって外側を向くものなんだ」という意識が育まれた、っていうのはあると思いますね。

そもそもなんですけど、僕は「これを歌にして言いたいな」と思うことが、その時期ごとに頭の中にはあるだけど、それが全然曲にハマらないんです。自分の言いたいことを曲が受け付けてくれない以上、何もないところから「じゃあ、この曲自体はなんて言っているんだろう?」と探っていって、ちょっとずつ見つけていく感覚なんです。言いたいことをなんとか曲にしようとごちゃごちゃやっているうちに、横道でいろんなものが見つかっていくっていう感じ。

田嶋:そうか……。もしかすると、吉田さんの曲の作り方は僕が想像していたのとは逆なのかもしれないですね。僕自身は、元々自分が思っていることよりは、星とか、昆虫とか、自然で見たものから自分が感じた気持ちを曲にすることが多くて。

吉田:なるほど。そうやって外側から影響を受けて曲を作れるときは健康でいられる気がするから、凄くいいなって思う。

安東:僕はさっきの吉田さんの話を聞いて共感しかなかったです。僕も、なんとなく日常で思っていることはあるんですけど、曲にハマらないんですよ。ハマらないから、「じゃあ曲はなんて言ってるかな?」って、曲が見せてくれる景色や感情を読み解いて歌詞を書いていく作り方をずっとしていて。僕も吉田さんと同じ悩みを持っているなと思いました。あれ、どうしたらいいんですかね……?

吉田:ねえ。本当はRage Against the Machineみたいなことをやれたらいいんだけど(笑)。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS