VOL. 4
ありそうでない、ちょうどよさ。下北沢「tonlist」で、ホットドッグとジャズを
2023.10.2
アーティストたちとお届けする連載
ジャズ喫茶、リスニングバー、あるいはBGMのセレクトが効いたカフェや、飲食可能なレコードショップ——この数年、パーティーや会話を楽しむというより、主に「音楽を聴くために訪れる店」が、コロナ禍のニューノーマルに適した存在として大いに注目を浴びた。そして、元の日常が戻ってきつつある現在に於いても、その存在感は高まったままだ。
未知の音楽との出会いや、見知ったはずの音楽のまるで新しい聴こえ方をもたらしてくれる、そんな店の数々を、自身も『Jazz The New Chapter』シリーズを通じてジャズの新しい潮流と文脈を提示してきた音楽評論家=柳樂光隆が訪ねる。
「何かを始めるよりも、終わらせるよりも、続けることが一番難しい」。20代後半で理化学研究所の研究員を辞め、音楽活動を本格的にスタートさせたTAMIWのボーカルtamiは、お寺の一角でスタジオを経営し、自身の会社でメンバーと働きながらバンド活動を続けるというユニークな経歴の持ち主。バンドサウンドの可能性を拡張し、圧巻の歌とサウンドで音楽好きを唸らせる彼女が、音楽と仕事を両立させながら音楽活動を続けるミュージシャンと語り合う。音楽についてはもちろん、日々の暮らし、お金、家族、メンバーのことーー自分はどうありたいのか考えることが、未来へ繋がっていく。
『アメリカン・グラフィティ』『さらば青春の光』『パルプ・フィクション』『トレインスポッティング』『リコリス・ピザ』、そして数々のMCU作品。ポップミュージックは数多くの名作映画を彩り、作品に欠かせないものとして、ときに映画を「つくってきた」ともいえる。音楽を直接の題材にした映画にとどまらず、ポップミュージックによって「つくられた」映画は、ヒューマンドラマから青春映画、サスペンス、アクション、SF、ときにはホラーまで多岐にわたる。
音楽ディレクター / 評論家の柴崎祐二が、時々の注目映画に流れるポップミュージックを紹介しながら、それらの音楽がいかなる働きとともに映画へ身を捧げているのかを読み解く。
シンガーソングライター「みらん」と作家「小原晩」による交換日記がスタート。始まりは2023年2月中旬。季節はだんだん春めいてきたけれど、みらんには「なんとしてでも乗り越えたい冬」が、そして小原には「未だ乗り越えられていないもの……」があるのだった。
知ることは、幸せか? 知らなきゃよかったことばっかりじゃん? でも、知らずにいられる?
俺は知りたい。知って余計に混乱しそうなことでも知りたい。知ったところでまったく意味なくても知りたい。傷つくとしても知りたい。宇宙のすべてを出来れば知りたい。興味がある。面白がりたい。
知ろう! 人に聞こう! 博物館へ行こう! そういう連載です。
※連載ビジュアル撮影:玉村敬太
ダンスミュージックやクラブシーン、パーティーカルチャーについてのトピックやニュースなどをフォローしながら東京のシーンの再生もしくは若い世代による新しいパーティーの現場の誕生を追いかけていく連載。音楽は誰にも止められないし楽しみ方は自由。音楽ファンがまた、パーティーの楽しみを取り戻すことを祈りながら。
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