書籍『インド音楽ディスクガイド』が、11月10日(火)にDU BOOKSから刊行される。
インド音楽を扱ったディスクガイドとしては日本初で、著者は映画・インド現代音楽評論家のバフィー吉川。インド全土4700本以上のインド映画を鑑賞し、2021年から様々なメディアに寄稿している。
同書は、インドの古典音楽や映画音楽の名作から、ロック、ジャズ、ディスコ、ヒップホップ、エレクトロ、パンジャブ / バングラ、I-POPの最新ヒットまでを網羅した一冊。インド映画のサウンドトラックだけでも120作品以上を紹介しており、ムンバイのレコード店などの協力により400枚以上の貴重なジャケット写真をオールカラーで掲載している。


また、マイケル・ジャクソンやビージーズといった欧米アーティストとの相互影響や、ブラック・アイド・ピーズの楽曲でのサンプリング元、映画『デッドプール』の劇中曲に関する話、倖田來未の「I’m Lovin’」や NAYEON(TWICE)の「ABCD」を手掛けたリンダ・クエロによるインド製K-POPソングなど、音楽ファン全般が楽しめるな内容となっている。さらに、『Lollapalooza India 2027』への参加が決定しているインディアン・オーシャンやカヤンらの作品紹介のほか、最前線で活躍する現地アーティストへの日本独占インタビューも収録される。
『インド音楽ディスクガイド オールジャンルの名盤でたどるインド・ポピュラー音楽100年「超」史』

バフィー吉川[著]
A5/並製/オールカラー/224ページ
ISBN978-4-86647-280-5 C0073
予価:本体2,700円+税
発行元:DU BOOKS 発売元:株式会社ディスクユニオン

<目次>
まえがき――多様で巨大なインド音楽の世界を一冊で
Chapter 1: インドの地域・文化・社会
インドの地域と言語――インド音楽を形づくる地域文化
ヒンドゥスターニー音楽――北インド古典音楽
カルナーティック音楽――南インド古典音楽
専門店に聞くインド伝統楽器の魅力(ティラキタ)
南アジアの映画が映す美術(福岡アジア美術館)
[インタヴュー]ノウシーン・ハーン監督――社会問題と音楽
[ディスクガイド]古典音楽
Chapter 2: インド映画と音楽
インド人にとっての映画と音楽
映画音楽 1930’s~1960’s――インド映画黎明期とプレイバック・シンガーの誕生
[ディスクガイド]映画音楽 1930’s~1960’s
映画音楽 1970’s~1990’s――映画が大衆文化の中心となった黄金時代
[ディスクガイド]映画音楽 1970’s~1990’s
映画音楽 2000’s~2010’s――世界進出と地域映画の発展が進んだ激動の時代
[ディスクガイド]映画音楽 2000’s~2010’s
映画音楽 2020’s~――世界を目指すインド映画音楽の現在地
[ディスクガイド]映画音楽 2020’s~
[インタヴュー]ショー・ポリス
[インタヴュー]アヌシュカ・セン
実は珍しい!? インドの「音楽」ドラマ/映画
Chapter 3: インドのポピュラー・ミュージック
インドにおける音楽メディアの変遷
[インタヴュー]ムンバイのレコード店店主に聞く現地の事情
多様な文化が織りなすインド・ロックの軌跡
[インタヴュー]ピーケイ
[ディスクガイド]ロック
欧米と相互に影響を交わしながら育まれたインド・ジャズ
[ディスクガイド]ジャズ
ディアスポラとの往還が育んだデシ・エレクトロ
[ディスクガイド]エレクトロ
民謡をルーツに世界へ広がった祝祭の音楽パンジャブ/バングラ
[インタヴュー]スブヒ
[ディスクガイド]パンジャブ/バングラ
欧米ポップス受容とボリウッド・ディスコの成立
[インタヴュー]タラン・ジョセフ
[ディスクガイド]ディスコ
Chapter 4: 現代インドのポップ・カルチャー
巨大なシーンへと成長したインド・ヒップホップの変遷
[ディスクガイド]ヒップホップ
男性優位的なインド社会を切り開くラッパーたちの闘争
[インタヴュー]Dee MC
[ディスクガイド]フィメール・ヒップホップ
I-POP――独立したポップ市場の誕生からK-POP世代の台頭まで
[インタヴュー]W.i.S.H.
[インタヴュー]イプシター
世界屈指のオーディション番組大国
[ディスクガイド]I-POP