非日常のロケーションと、予測できない天候。だからこそ、野外フェスにおいて「何を纏うか」は、音楽体験そのものを豊かにする重要なファクターになる。
毎年、新潟県苗場スキー場で開催され、多くの音楽ファンが心待ちにする夏の祭典、『フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL)』。
今年、そんな『フジロック』に初出展を果たしたのが、英国のライフスタイルブランド「Barbour(バブアー)」。1894年に創業された同ブランドのルーツは、北海の不順な天候のもとで働く水夫や漁師のために、ワックスを染み込ませたコットン(ワックスドコットン)の防水ジャケットを提供したことにある。過酷な労働環境を耐え抜く高い防水性と耐久性は、「英国王室御用達」の栄誉も獲得。着込むほどにワックスがなじみ、何十年も愛用できるクラシックな機能美は、今も世界中で愛され続けている。
過酷な自然環境から身を守る機能性と、決してカジュアルになりすぎない上品な佇まい。そんなバブアーの哲学は、山の天候が変わりやすい『フジロック』という舞台にも見事にリンクしていた。
本記事では、J-WAVE『GRAND MARQUEE』との連動企画として、今年初めて苗場の地に足を運んだシンガーソングライター・kiki vivi lilyのフェス体験をレポート。
バブアー 代官山店でのコーディネート選びの様子から、お気に入りのアイテムと共に大自然を満喫した現地のスナップまで。番組ナビゲーターのタカノシンヤとともに見つけた、彼女の等身大な「初めての『フジロック』」の風景をお届けする。
INDEX
期待と不安が入り混じる、「初めての『フジロック』」

福岡県出身。スウィートで魅惑的な歌声と類稀なるメロディーセンスで、彩度の高いポップネス・ソウルを奏でるシンガーソングライター。独自の音楽性やファッションセンスで厚い支持を集め、自身の作品のほか様々なアーティストへの客演でも存在感を発揮している。2026年7月には、Ovallの関口シンゴがアレンジを担当した新曲”台風18号”をリリースし、kiki vivi lilyとして10周年を迎える。
タカノ:今回は「初めてのフジロック」をテーマにお話を伺っていきます。kiki vivi lilyさんは、今年初めて『フジロック』に行くということですね。
kiki vivi lily:そうです。初参加です!
タカノ:どんなお気持ちですか?
kiki vivi lily:ついに『フジロック』に行く時が来た……という気持ちですね。



タカノ:『フジロック』には、これまでどんなイメージを持たれていましたか?
kiki vivi lily:私、スノーボードがすごく好きで、毎年、苗場に行くんですよ。だから冬の苗場は知っているんですけど、夏のスキーリゾートで行われている『フジロック』ってどんな感じなんだろうと、ずっと想像していました。
タカノ:では、本当に『フジロック』は満を持してという感じですね。周りの音楽仲間の皆さんも、出演されている方が多いと思うんですけど、何か噂やエピソードを聞いたりしますか?
kiki vivi lily:「とにかく雨が降ったら大変」という話はよく聞きます。出演者として行く子が多いので、その子たちはホテルに泊まるからいいんでしょうけど、そうではない方やキャンプをされる方は、かなり天候に左右されると聞きますね。


タカノ:kiki vivi lilyさんは、そもそもフェスにはお客さんとして行かれますか?
kiki vivi lily:最近は演者として行くことが多いんですけど、少し前はキャンプのフェスにも行っていました。キャンプしながら音楽も聴けるようなイベントに行ったり、自然豊かな場所でテントを張ったり。そういうのが好きな友達に誘われて行っていました。
タカノ:それなら『フジロック』もかなり合いそうですね!
