新たな芸術祭『瀬戸内産業芸術祭2026』が、10月3日(土)から10月31日(土)にかけて岡山および瀬戸内エリアで開催される。
同芸術祭は、一般財団法人日本産業芸術財団が主催し、今も稼働を続ける工場や産業の現場を会場として行われる分散型芸術祭。2025年1月には岡山県玉野市の地元企業3社の工場を会場に、アーティストによる作品を展示するモニターツアーが実施され、それらの成果を踏まえて今回の初開催に至ったという。
会場は、藤クリーン株式会社、児島ジーンズストリート協同組合、ナイカイ塩業株式会社、株式会社トンボ、株式会社パワーエックス、三国工業株式会社、オオノ開發株式会社の7つの企業や団体の拠点を予定。製塩、学生服、デニム、造船関連、蓄電池、資源循環など、多彩な産業の現場がアートの舞台として公開され、地域全体がひとつの「分散型美術館」になる。
監修には妹島和世、長谷川祐子、佐竹正基らが名を連ねており、山本基、西沢立衛、山田紗子などのアーティストが、各現場の歴史や積み重ねられた技術、働く人々の風景を再解釈した展示を行う。
鑑賞はすべて事前予約制となっており、ツアー形式または個別チケットが用意される。料金や販売開始時期などの詳細は、7月中を目安に公式サイトにて案内予定。
『瀬戸内産業芸術祭2026』
名称:瀬戸内産業芸術祭2026(英語名称:Setouchi Art and Industry 2026)
会期:2026年10月3日(土)~10月31日(土) ※作品ごとの公開日時は公式サイトにて発表予定
会場:岡山県(岡山市・玉野市・倉敷市)、愛媛県(東温市)の参画企業の工場・産業現場等 7会場
主催:一般財団法人日本産業芸術財団
参画企業(予定):藤クリーン株式会社、児島ジーンズストリート協同組合、ナイカイ塩業株式会社、株式会社トンボ、株式会社パワーエックス、三国工業株式会社、オオノ開發株式会社
後援:玉野市、TSCテレビせとうち、株式会社電通西日本、西日本旅客鉄道株式会社岡山支社、株式会社リョービツアーズ
鑑賞方法:会期中の公開日時は会場ごとに異なります。全作品事前予約制とし、ツアー形式または個別チケットでの鑑賞を予定。料金・販売開始時期・購入方法は、7月中を目安に公式サイト(sai-art.jp)にてご案内します。
展示作品・展示作家(予定)
| 会場(参画企業) | 所在地 | 展示作家 | 監修 |
|---|---|---|---|
| 藤クリーン株式会社 | 岡山県岡山市 | 合同会社バンクトゥ | 長谷川 祐子、大倉 佑亮、三宅 敝大 |
| 児島ジーンズストリート | 岡山県倉敷市 | ・旧野崎家住宅の展示:SYMBOLPLUS・第二展示:調整中 | ・旧野崎家住宅の展示:佐竹 正基・第二展示:長谷川 祐子、大倉 佑亮、三宅 敝大 |
| ナイカイ塩業株式会社 | 岡山県玉野市 | 山本 基/SYMBOLPLUS | 佐竹 正基 |
| 株式会社トンボ | 岡山県玉野市 | 調整中 | 佐竹 正基 |
| 株式会社パワーエックス | 岡山県玉野市 | SAI | 佐竹 正基 |
| 三国工業株式会社 | 岡山県玉野市 | MANTLE(伊阪 桓+中村 壮志) | 長谷川 祐子、大倉 佑亮、三宅 敝大 |
| オオノ開発株式会社 | 愛媛県東温市 | 西沢 立衛/増田信吾+大坢克井/山田 紗子 | 妹島 和世アドバイザー:長谷川 祐子、大倉 佑亮、三宅 敝大 |
※展示作家・会場は追加・変更となる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
■参画企業(予定)
・藤クリーン株式会社(岡山県岡山市)|「廃棄物を資源へ」を掲げ、産業廃棄物の収集運搬から中間処理・最終処分までを一貫して担う。
・児島ジーンズストリート協同組合(岡山県倉敷市)|「国産ジーンズ発祥の地」児島で、約400メートルの通りに地元メーカー約40店舗が軒を連ねる。
・ナイカイ塩業株式会社(岡山県玉野市)|かつての塩田で培われた製法を礎に、瀬戸内の海と歴史が生んだ
を今に受け継ぐ製塩会社。
・株式会社トンボ(岡山県玉野市)|1876年、玉野・八浜の足袋製造を起点に学生服へと進化した、創業150年を誇る日本有数の学生服メーカー。
・株式会社パワーエックス(岡山県玉野市)|蓄電システムの開発・製造を軸に、電気を蓄え、必要なときに届ける仕組みづくりまでを一貫して手がけるエネルギー企業。玉野の工場「Power Base」を拠点に、持続可能なエネルギー社会の実現に挑む。
・三国工業株式会社(岡山県玉野市)|大正6年創業。国内シェアトップを誇る舶用大型エンジン部品をはじめ、設計から製作・修理までを一貫して手がける。
・オオノ開發株式会社(愛媛県東温市)|解体・土木から産業廃棄物処理、汚染土壌の浄化までを手がけ、半世紀にわたり地域の環境事業を築く。
■一般財団法人日本産業芸術財団について
名称:一般財団法人日本産業芸術財団(英語名称:Japan Art & Industry Foundation)
所在地:岡山県玉野市宇野1丁目11番1号 宇野港土地ビル
代表理事:伊藤 正裕(株式会社パワーエックス 取締役 代表執行役社長CEO)
役員等理事:平垣内 久隆、長島 聡/評議員:妹島 和世、和田 浩一、岸 勇希/監事:北島 隆次
体制クリエイティブディレクター:佐竹 正基/クリエイティブプロデューサー:嶋 明良
活動内容:工場や産業現場を舞台に、アートを通じて日本のものづくりの価値と魅力を再発見・発信する。産業と芸術の融合による新たな体験創出、次世代育成、地域文化と経済の活性化を図り、持続可能な社会と産業文化の発展に寄与する。