VOL. 17
初USツアーを終えて。憧れの幾何学模様が示した「生き方」を次世代へ繋げていくこと
2025.5.10
アーティストたちとお届けする連載
maya ongaku
2025年春、maya ongakuにとって2度目となる海外ツアーの行先は、鬼門と言われる「アメリカ」。なぜアメリカは厳しいのか。インディーバンドによる海外ツアーの実態を、園田努がお金の話も交えながらリアルに、楽しくドキュメントする。
みらんと小原晩
シンガーソングライター「みらん」と作家「小原晩」によるエッセイ連載がスタート。2023年2月から2024年5月まで続いた交換日記を終え、2人はついに外に出る。さらには写真家の新家菜々子も加わり、おしゃべりしたり、食べたり、休んだり。忙しない東京で暮らす3人は、休日に何をして過ごすのだろう。
加藤修平
NOT WONK / SADFRANKの加藤修平による連載「Stronger Than Pride」。自分のプライドやこだわり、意志を表現することに心血を注いできた加藤がこの連載で着目するのは、これまで意識的に表現してきた自己とは違う「自分自身」。加藤本人や、加藤が大切にしている物事を第三者の目で見たり語ってもらった先に、どんな加藤修平が滲み出てくるのか。SADEは愛と解いたこのお題、果たして加藤は何を見つけるのだろう。
土佐有明
1989年から1990年に放映された『平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国』は、『イカ天』と呼ばれたアマチュアバンドのコンテスト番組。出演するバンドは、イロモノやキワモノから実力派、前衛系まで玉石混交だったが、結果的に『NHK紅白歌合戦』に出場した「たま」のような隠れた才能を、いくつもフックアップした。その狂騒は、衝動や情熱をガソリンに突っ走ったお祭り騒ぎだったとも言える。そして、何かをやりたいけど、何をやっていいのか分からない、そう鬱屈した若者が『イカ天』を見てバンドをやり始めた。
かくして、家にひきもって深夜番組の『イカ天』を見ていた(当時の言葉で言うなら)ネクラな少年少女たちの逆襲が始まる。受動から能動、いや、行動へ。のちの『けいおん!』や『ぼっち・ざ・ろっく!』が誘発したのと同質の現象、そう、バンドブームの到来である。バンドブームはバンドを聴くブームじゃない。「バンドをやる」ブームだったのだ。
※本連載に大幅加筆を加えた『イカ天とバンドブーム論(仮)』(DU BOOKS)より2025年2月に刊行予定。
柳樂光隆
ジャズ喫茶、リスニングバー、あるいはBGMのセレクトが効いたカフェや、飲食可能なレコードショップ——この数年、パーティーや会話を楽しむというより、主に「音楽を聴くために訪れる店」が、コロナ禍のニューノーマルに適した存在として大いに注目を浴びた。そして、元の日常が戻ってきつつある現在に於いても、その存在感は高まったままだ。
未知の音楽との出会いや、見知ったはずの音楽のまるで新しい聴こえ方をもたらしてくれる、そんな店の数々を、自身も『Jazz The New Chapter』シリーズを通じてジャズの新しい潮流と文脈を提示してきた音楽評論家=柳樂光隆が訪ねる。
2024年に音楽活動55周年を迎えた細野晴臣と、その1stアルバム『HOSONO HOUSE』。世代も国境も越えて愛される金字塔的作品を13組のミュージシャンたちがカバーしたアルバム『HOSONO HOUSE COVERS』を紐解く短期連載。『HOSONO HOUSE』の肥沃な音楽的背景、現在進行形かつ多様な文脈を再訪しながら、『HOSONO HOUSE COVERS』を通じて細野晴臣の音楽を見つめ直すべく、4人の書き手に執筆してもらうとともに、同作に参加したサム・ゲンデルと細野晴臣が初対面したラジオ番組『Daisy Holiday!』の書き起こし記事をお届けする。
【編集部より】本連載は昨年末に執筆・制作されたものです。2025年1月、数十万人の被災者を出した米カリフォルニア州・ロサンゼルスの大規模な山火事で、『HOSONO HOUSE COVERS』の共同プロデュースを手がけた「Stones Throw Records」をはじめとするLAの音楽コミュニティーは大きな被害を受けました。本作に参加したジョン・キャロル・カービーも被害にあった旨をSNSで報告しています。被災された方々に心からお悔やみ申し上げます。
ショーン ウッディ モトヨシ
多方面で活躍し、カルチャーに精通しているOdd(オッド:風変わりな)ユースたちに13の質問でインタビューを行う。次世代のクリエイターやインディーズバンド、ネクストカミングのアーティストたちをいち早くキャッチ。未来を担う若者たちにスポットライトをあて、スティグマからの解放を目指す。
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