VOL. 10
新宿ゴールデン街「ウィスカ」 「ジャズのCD」の魅力を再発見できるバー
2024.10.31
アーティストたちとお届けする連載
ジャズ喫茶、リスニングバー、あるいはBGMのセレクトが効いたカフェや、飲食可能なレコードショップ——この数年、パーティーや会話を楽しむというより、主に「音楽を聴くために訪れる店」が、コロナ禍のニューノーマルに適した存在として大いに注目を浴びた。そして、元の日常が戻ってきつつある現在に於いても、その存在感は高まったままだ。
未知の音楽との出会いや、見知ったはずの音楽のまるで新しい聴こえ方をもたらしてくれる、そんな店の数々を、自身も『Jazz The New Chapter』シリーズを通じてジャズの新しい潮流と文脈を提示してきた音楽評論家=柳樂光隆が訪ねる。
1979年生まれ。音楽評論家。21世紀以降のジャズをまとめたムック「Jazz The New Chapter」シリーズ(シンコーミュージック)を監修。共著に、後藤雅洋、村井康司との鼎談集『100年のジャズを聴く』(シンコーミュージック、2017年)、大和田俊之(編著)『ポップ・ミュージックを語る10の視点』(アルテスパブリッシング、2020年)など。
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