VOL. 4
小袋成彬から折坂悠太に寄せて。『呪文』に感じた「マクロモードで日常を切り取る愛」
2024.9.17
アーティストたちとお届けする連載
音楽家、折坂悠太の4枚目のオリジナルアルバム『呪文』とそのツアーの開催に際した短期連載。4人の書き手に参加してもらい、「あなたにとっての折坂悠太」をお題に、その歌に対する思いや『呪文』を聴いて感じ取ったことなど、それぞれしたためてもらった。折坂悠太の紡ぐ「生活の歌」は今、この世界にどう響いているのだろうか。
ジャズ喫茶、リスニングバー、あるいはBGMのセレクトが効いたカフェや、飲食可能なレコードショップ——この数年、パーティーや会話を楽しむというより、主に「音楽を聴くために訪れる店」が、コロナ禍のニューノーマルに適した存在として大いに注目を浴びた。そして、元の日常が戻ってきつつある現在に於いても、その存在感は高まったままだ。
未知の音楽との出会いや、見知ったはずの音楽のまるで新しい聴こえ方をもたらしてくれる、そんな店の数々を、自身も『Jazz The New Chapter』シリーズを通じてジャズの新しい潮流と文脈を提示してきた音楽評論家=柳樂光隆が訪ねる。
『アメリカン・グラフィティ』『さらば青春の光』『パルプ・フィクション』『トレインスポッティング』『リコリス・ピザ』、そして数々のMCU作品。ポップミュージックは数多くの名作映画を彩り、作品に欠かせないものとして、ときに映画を「つくってきた」ともいえる。音楽を直接の題材にした映画にとどまらず、ポップミュージックによって「つくられた」映画は、ヒューマンドラマから青春映画、サスペンス、アクション、SF、ときにはホラーまで多岐にわたる。
音楽ディレクター / 評論家の柴崎祐二が、時々の注目映画に流れるポップミュージックを紹介しながら、それらの音楽がいかなる働きとともに映画へ身を捧げているのかを読み解く。
ハチミツ芸人8組がお笑い界のトップになるべく、話題になりそうなことに全力でチャレンジしていく芸人総合バラエティ『深夜のハチミツ!! Bee The TOP』通称「深夜のハチミツ」。数々の人気番組を輩出してきたフジテレビ深夜のお笑い番組の最新形だ。
2024年夏、「メジャーデビュー争奪戦!ハチフェス」と題した企画が始動。ハチミツ芸人と新進気鋭のアーティストがそれぞれタッグを組み、「タオルをブンブンしたくなる曲」というテーマで楽曲を制作。TikTokの再生数と『お台場冒険王2024』の特設ステージで行われるライブパフォーマンスへの観客投票で、ソニーミュージックから正式にCDデビューする1組が選ばれる。
ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツ、野猿、羞恥心、時給800円などなど、バラエティ番組から生まれたヒット曲は数知れず。先達に続くためにしのぎを削る8組による、「音楽×お笑い」の化学変化を記録するために対談を実施した。
漫画家オカヤイヅミが、親交のある作家や漫画家を自宅に招き、料理を振る舞いつつ、サシ飲みを展開。気心の知れた二人からは、どんな話が飛び出すのか? そのままの温度感でお届けします。その日のメニューのレシピもお楽しみに!
多方面で活躍し、カルチャーに精通しているOdd(オッド:風変わりな)ユースたちに13の質問でインタビューを行う。次世代のクリエイターやインディーズバンド、ネクストカミングのアーティストたちをいち早くキャッチ。未来を担う若者たちにスポットライトをあて、スティグマからの解放を目指す。
知ることは、幸せか? 知らなきゃよかったことばっかりじゃん? でも、知らずにいられる?
俺は知りたい。知って余計に混乱しそうなことでも知りたい。知ったところでまったく意味なくても知りたい。傷つくとしても知りたい。宇宙のすべてを出来れば知りたい。興味がある。面白がりたい。
知ろう! 人に聞こう! 博物館へ行こう! そういう連載です。
※連載ビジュアル撮影:玉村敬太
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