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ホストクラブで春画の展示。ガイドと共に歩く歌舞伎町も楽しい
ひととおり解説していただいたあと、われわれは第2会場へと移動した。現在休業中のホストクラブ「BOND」を大胆にリメイクした第2会場は、エロ妖怪などが登場する百鬼夜行系の作品と、物販スペースが設えられている。物販はお守りやらライターやらトレーナーやらクッションやらトレーディングカードやら高級画集やら充実しまくりのラインナップで、さながら往年のヴィレッジヴァンガードの如きである。しかもどれもしっかりとセンスがいい。アパレルとか全然オシャレだし。



エロ妖怪がひしめく作品群の前で、風人さんがふたたび手を叩き、もっともらしい口調でいった。
「いや、もうなんでも聞いてください。全部答えるんで」
「えーっと、じゃあ、この三開まら子っていうのはなんなんですか?」
「あ〜これですか……これは……これは、なんなんですかね? 作者の名前?」
くりかえすようだが一事が万事この調子だ。またしてもオレはゲラゲラ笑いながら、ホストの方々と春画を堪能した。第2会場をあとにすると、今度はギャルバー・デカメロンに行き、春画プリクラを撮影した。なんと贅沢で面白おかしいツアーだろうか。単に春画を観て楽しむというだけでない、歌舞伎町ツーリングとしての側面もある。小雨が降る日曜の夜の歌舞伎町を歩いている最中も、ホストの方々は楽しくアテンドしてくれる。
「ここ。このクラブもグループの系列店です」
「ここもそうです」
「ここは普通にうなぎが美味しいです。グループとかは全然関係ないです」