2027年1月16日(土)から2月21日(日)に北海道・札幌市内11会場を中心に開催される『札幌国際芸術祭2027(SIAF2027)』のプログラムやハイライトイベントが発表された。
同芸術祭は札幌をひとつの星「プラネット・スノー」に見立て、そこに暮らす人類の営みや歴史、文化、未来の在り方を考えるもの。2027年のテーマとして、「PLANET SNOW — upas mintar / upas nociw」が掲げられている。
今回発表されたプログラムは、世界初公開となるソニーグループの没入型インスタレーション『OPTICAL DRIFT』や石黒浩/いのちの未来研究所によるアンドロイドの展示、絵本シリーズ『100かいだてのいえ』を手掛けたいわいとしお(岩井俊雄)によるワークショップなど。11か所の会場でコンセプトに沿ったプログラムが展開される。


同芸術祭の拠点となる札幌文化芸術交流センター SCARTSで行われるプログラムは、「芸術祭の交差点」として無料で公開。また、札幌市民ギャラリー、北海道博物館、札幌市青少年科学館、札幌大通地下ギャラリー 500m美術館、モエレ沼公園は「最先端の表現に触れる」、札幌市資料館、中央区複合庁舎、北海道立近代美術館は「ファミリーで楽しむ」をそれぞれコンセプトとして掲げている。夜間プログラムを楽しめる、『さっぽろ雪まつり』大通会場とAOAO SAPPOROは「ダイナミックな世界に没入」がコンセプトとなっている。
1月9日(土)から28日(木)の期間には、『さっぽろホワイトイルミネーション』との連携企画も実施。中島公園会場に世界初公開のENESSの最新作『SNOWFISH』が登場する。プログラムの発表にあわせて、参加アーティスト全34組及びパートナー全9団体のラインナップも決定。さらに、プロジェクトに名を連ねる札幌発の音楽ユニット・LAUSBUBが手がけた同芸術祭のテーマソング“holo”が公式トレーラー内で公開された。
同芸術祭の37日間を彩るハイライトイベントの開催も決定。1月16日(土)のウェルカムイベントには同芸術祭の歴代ディレクターが登場するほか、『札幌国際芸術祭2017』にてゲストディレクターを務めた大友良英が出演するオープニングライブも行われる。2月21日(日)にはディレクターチームと札幌市長が37日間の芸術祭を振り返るクロージングトークを予定。ほかにも1月23日(土)に開催される『地球の歩き方』編集長と同芸術祭クリエイティブディレクターによるトークイベント『プラネット・スノーの歩き方』などが企画されており、公式サイトで会期中のイベントスケジュールが随時更新される。
『札幌国際芸術祭2027』ディレクターチーム コメント
ようこそ、プラネット・スノーへ
未知の惑星“プラネット・スノー”。
みなさんは間もなく、その雪の世界へと辿り着きます。テクノロジー、科学、歴史、ファッション―SIAF2027は、アートと多様な領域との「掛け算」を原動力にして、
雪を起点に、地球を越え、宇宙にまで想像を広げます。
そこでは、札幌の日常的な都市機能・施設が、「プラネット・スノーに存在する『とある機能・施設』」へと姿を変え、
みなさんを壮大な見立ての世界へと誘います。降り積もる雪の世界に広がるこの11会場を旅しながら、みなさんはさまざまな作品に巡り合います。
人類の歴史の記憶を重々しく語りかける巨大なロボット。
未来からこちらを見つめ、人間の本質を問いかけるアンドロイド。
衣服の起源に向き合い、過酷な自然環境から着想されたオートクチュール。
流木や獣の骨などから生み出される不思議な生き物たちに、雪の広場に現れる光を放つ大きな岩々―。これらの出会いが、普段の視点や感覚を、異なる場所へと導いてくれるはずです。
そして、未知の惑星での旅をコンパスのようにサポートする特別なガイドブック
「プラネット・スノー フィールドガイド」を準備中です。さらに、夜まで楽しめるプログラムや体験型ワークショップ、多彩なゲストによるイベントが、
雪の惑星での体験をより多層的なものに変えていきます。アーティスト、パートナー、キュレーターを含め、私たちSIAF2027チームが投げかける雪の惑星。
この星はどんなところでどんな発見があるのか、それを見出していくのは、旅をするみなさんです。
想像を広げながら、プラネット・スノーの世界を、一緒に探求しましょう。SIAF2027ディレクターチーム
小川秀明/細川麻沙美/漆 崇博/丸田知明
2026年10月27日SIAF2027ディレクターチーム/ドラマトゥルク/キュレーター / Photo by KAWAJIRI Ryoichi / 提供:札幌国際芸術祭実行委員会
『札幌国際芸術祭』実行委員会会長・札幌市長:秋元克広 コメント
SIAF2027の開催が近づいてまいりました。
今回のSIAFでは、作品を鑑賞するだけでなく、雪に包まれた札幌のまちを歩き、さまざまな場所でアートとの出会いを楽しんでいただきたいと考えています。さっぽろ雪まつり大通会場では、見て・触れて体感できる巨大なアート作品をお楽しみいただけます。さらに、札幌市青少年科学館会場や札幌市資料館(旧札幌控訴院庁舎)会場の屋外を舞台に、冬の夜を彩る夜間プログラムを展開予定です。これらを含めて、各会場の特徴を生かした個性溢れる全11会場が揃っております。
市民の皆さまには身近なまちの中で新たな発見をしていただき、遠方から訪れる皆さまには、ぜひ札幌にゆっくり滞在し、アートとともに食や冬の風景などを心ゆくまで味わっていただければ幸いです。
SIAF2027が、皆さまの創造性を刺激する素晴らしい機会となることを願っています。
札幌国際芸術祭実行委員会会長
札幌市長 秋元克広
『札幌国際芸術祭2027』

<名称>
札幌国際芸術祭2027(日本語)
Sapporo International Art Festival 2027(英語)
Usa Mosir un Askay utar Sapporo otta Uekarpa 2027(アイヌ語)
<略称>
SIAF2027
<テーマ>
PLANET SNOW—upas mintar / upas nociw
<会期>
2027年1月16日(土)~2月21日(日)※一部の会場は休館日があります。下記の5会場は会期が異なります
・札幌市青少年科学館:2027年1月5日(火)~2月21日(日)
・北海道立近代美術館:2027年1月9日(土)~4月11日(日)
・札幌大通地下ギャラリー 500m美術館:2027年1月16日(土)~3月24日(水)
・さっぽろ雪まつり大通会場:2027年2月4日(木)~21日(日)(大通公園西2丁目)
・AOAO SAPPORO:1月9日(土)~2月21日(日)
<会場>
札幌市民ギャラリー、札幌市青少年科学館、北海道博物館、モエレ沼公園、札幌市資料館(旧札幌控訴院庁舎)
中央区複合庁舎、札幌文化芸術交流センター SCARTS、さっぽろ雪まつり大通会場、北海道立近代美術館
札幌大通地下ギャラリー 500m美術館、AOAO SAPPORO
特別連携会場:さっぽろホワイトイルミネーション中島公園会場[会期:2027年1月9日(土)~28日(木)]
<参加アーティスト&パートナーラインナップ>(2026年10月27日現在)
●札幌市民ギャラリー:荒牧 悠、Cecilia BENGOLEA、Fanja BOUTS、CHEN Xi、Alexandra Daisy GINSBERG
川上りえ、Akkarawin KRAIRIKSH、森 夕香、The Observatory、Frode OLDEREID and Thomas KVAM
Bagus PANDEGA、シゲチャンランド(大西重成)、若木くるみ
●札幌市青少年科学館:保手濱 拓、栗林 隆、Boris LABBÉ、内海昭子、和田ながら
●北海道博物館:檜皮一彦、石黒 浩/いのちの未来研究所、マユンキキ ●モエレ沼公園:fragmentin、中里唯馬
●札幌市資料館(旧札幌控訴院庁舎):秋元さなえ、フジ森、ゴッドスコーピオン、佐竹真紀
●中央区複合庁舎:いわいとしお(岩井俊雄) ●さっぽろ雪まつり大通会場:ENESS
●北海道立近代美術館:北海道立近代美術館コレクション作家
●札幌大通地下ギャラリー 500m美術館:大西康明、鈴木悠哉
●AOAO SAPPORO:ADA水景クリエイター、ENESS ●プロジェクト:檜皮一彦、LAUSBUB
イニシアティブ・パートナー:株式会社地球の歩き方、コクヨ株式会社、株式会社日本経済新聞社、株式会社日建設計、ソニーグループ株式会社、スタートバーン株式会社、株式会社ワコム
オフィシャル・パートナー:藝術と技術の対話(DAT)、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会 北海道ブロック(JAGDA北海道)
ディレクターチーム:小川秀明(クリエイティブディレクター)、細川麻沙美(フェスティバルディレクター)、漆 崇博(スクールディレクター)、丸田知明(スタジオディレクター)
アドバイザー:山崎直子
ドラマトゥルク:金澤 韻(PLANET SNOWストーリー編集)
キュレーター:金澤 韻(札幌市民ギャラリー担当)、西 翼(札幌市青少年科学館担当)、磯貝なゆた(札幌市青少年科学館)、鈴木明世(北海道博物館)、竹村あすみ(北海道博物館)、水島未記(北海道博物館)、薗部容子(北海道立近代美術館)、CAI現代美術研究所/CAI03・一般社団法人PROJECTA(札幌大通地下ギャラリー500m美術館)
アイヌ文化コーディネーター:マユンキキ
アートディレクター&デザイナー:ワビサビ、白井宏昭
メインビジュアル:大西重成(シゲチャンランド)[写真・題字・キャラクター]
主催:札幌国際芸術祭実行委員会、札幌市
助成:令和8年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業、在日スイス大使館、一般財団法人地域創造
公益財団法人花王芸術・科学財団、一般財団法人自治体国際化協会、ブリティッシュ・カウンシル
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、オーストリア文化フォーラム東京
スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団、モンドリアン財団
<チケット情報(札幌市民ギャラリー)>
札幌市民ギャラリーの入場チケットを10月27日よりSIAF公式ウェブサイトのチケットページで販売します。会期中何度でも入場でき、繰り返しお楽しみいただけます。前売りはオンライン販売のみです。
その他の有料会場(札幌市青少年科学館、北海道博物館、北海道立近代美術館、AOAO SAPPORO)については、各会場の入場料が必要です。各会場の窓口、または各会場のチケット販売サイトでお求めください。
一般:前売り(オンライン販売) 1,600円 / 会期中(オンライン販売) 2,000円 / 当日窓口で購入 2,400円
市民・道民:前売り(オンライン販売) 1,200円 / 会期中(オンライン販売) 1,600円 / 当日窓口で購入 2,000円
学生(高校生以上):前売り(オンライン販売) 900円 / 会期中(オンライン販売) 1,200円 / 当日窓口で購入 1,600円
中学生以下:無料
特別割引(障がい者手帳等+付添1名):無料
・プラネット・スノー フィールドガイド
体験をぐっと深める「プラネット・スノー フィールドガイド」の発売が決定!アーティストによる作品紹介を含め、ウェブサイトや会場では触れることのできないとっておきの情報が満載です。
複数会場での販売を予定しています。
S・IAF鑑賞チケット付き宿泊プラン販売開始
SIAF2027連携ホテルの協力により、札幌市民ギャラリーチケットとSIAF2027限定ノベルティ等の特典が付いた特別な宿泊プランを販売します。連携ホテルに宿泊して、フィールドガイドを片手に、冬の札幌でしか体験できない特別なアートの旅をぜひお楽しみください。
