11月6日(金)より全国公開される映画『男ともだち』の本予告映像と本ビジュアルが公開。あわせて、劇中歌をchilldspotが担当することが発表された。
千早茜の小説を原作とする同作。30歳を目前に人生に行き詰まりを感じているイラストレーターの神名と、彼女を深く理解する「男ともだち」のハセオの曖昧な関係性を描く。主人公の神名を松岡茉優、ハセオを成田凌が演じ、監督は三島有紀子が務める。さらに、神名の恋人で同棲相手・彰人役で井上祐貴、妻子ある身だが神名と関係を持っている医師・真司役で中島歩が出演。ほか、咲妃みゆ、三浦貴大、余 貴美子、池畑慎之介らがキャストに名を連ねている。
公開された本予告映像では、7年ぶりに再会した神名とハセオが過ごす時間が映し出されている。映像内では、「男ともだちってずるい響きやなぁって…」「お前達はさ、お互いの幻想なんだよ。特別じゃない」などの、印象的なセリフやシーンが散りばめられている。また本ビジュアルは、「恋人がくれないものを、彼だけが私にくれた。」というキャッチコピーが添えられ、2人だけの絶妙な距離感が写された1枚となっている。
さらに、予告映像とあわせてchilldspotによる書き下ろしの劇中歌“lost child”の音源も初公開。chilldspotのボーカルを務める比喩根は、劇中のライブハウスのシーンにも出演し、同楽曲の弾き語りを披露している。加えて、比喩根と監督・三島からのコメントも公開された。

比喩根(Vo / Gt) コメント
完成した作品を拝見させていただいた時、心の深い部分にボディブローを喰らったような気持ちになりました。
人が隠したがるだらしなさや捻くれた思考がこの映画では惜しげもなく登場人物に描かれ、混ざって、魅力になっていく。
綺麗だけじゃない、でもそれが一番綺麗。そんな映画だと思いました。
「lost child」はこの映画内の一日目、京都での夜をイメージして書いた曲です。
再会した神名とハセオが互いに感じる懐かしさと安心感。ロマンチックでありながら、神名が日々感じている素朴な悲しさも織り込みました。
実際に生演奏で撮影をさせていただいた時は緊張していましたが、「神名とハセオがそこに居てこの曲を聴いてくれている」。
これがなんとも嬉しくて自分自身もあの空間に浸れながら歌うことが出来ました。
「男ともだち」に携わらせていただけてとても光栄です!
歌はもちろん、日常の音や光も美しいのでぜひ映画館で見て聴いていただきたいです。
三島有紀子(監督) コメント
この世界は、美しいものだけでできているわけではない。その世界を、吐き出すような言葉で紡ぎ、ため息のような息遣いと、肉体の底から湧き上がる声で、それでも美しい世界を信じさせてくれる比喩根さんに、アコースティックギター一本で歌ってほしいと思った。
飾らない音は、飾れない人間にいちばん近いんじゃないかな。
届けてくれた楽曲には、ブルースの痛みと、前へ進もうとするグルーヴがある。その響きは、登場人物たちの心を静かに震わせてくれる。
原作を読み、脚本を読み込み、劇中のライブハウスで歌ってくれた比喩根さん。映画を一緒につくってくれて、心から、ありがとう。
映画『男ともだち』

11月6日(金)新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
松岡茉優 成田 凌
井上祐貴 中島 歩 咲妃みゆ 三浦貴大
辻󠄀 凪子 中山求一郎 比喩根(chilldspot)
余 貴美子 池畑慎之介
原作:千早 茜『男ともだち』(文春文庫)
監督:三島有紀子
脚本:澤井香織 音楽:安川午朗
劇中歌:chilldspot「lost child」(RECA Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション:カズモ
<ストーリー>
京都に暮らすイラストレーター、神名。30 歳を目前にした彼女は人生に静かな行き詰まりを感じていた。絵本で賞を獲り脚光を浴びたのは何年も前、最近は無茶なクライアントワークに神経をすり減らし、惰性や不毛な恋愛に逃げる日々を送っている。同棲中の恋人・彰人とは会話もほとんどなく関係は冷めていく一方、妻子ある医師・真司と逢瀬を重ねるも満たされはしない。そんなある日、神名の元に大学時代の先輩・ハセオから突然電話がかかってくる。昔から自分勝手で人間関係に不器用なのは自覚している神名だったが、出会った頃からなぜか自分のことを深く理解をしてくれる“男ともだち”と7年ぶりに再会。あの頃も今も変わらない温度で接してくれるハセオと過ごす、京都、富山、広島での“3 つの夜”が神名の人生を大きく動かしていく。
©2026『男ともだち』製作委員会