辻凪子企画の一人芝居を映像化した特別上映『ドルフィ田イル香の偏屈なダンス』のアンコール上映が、11月21日(土)から23日(月・祝)まで、東京・ポレポレ東中野で開催される。
映像に収められているのは、辻凪子が生誕30年の節目に企画した一人芝居。映画『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017年)『WE ARE LITTLE ZOMBIES』(2019年)『炎上』(2026年)などで知られる長久允が作・演出を手がけ、水族館を抜け出して人間の女性として生きるイルカの数奇な半生を描いたオリジナル戯曲となっている。


今回上映されるのは、1月に東京・プーク人形劇場で上演された公演の、最終日の昼公演を撮影・編集した映像。10月にポレポレ東中野で1週間限定上映された際には、満席回が続出するなど好評を博した。


チケットの詳細は、ポレポレ東中野の公式サイトおよび同作の公式SNSにて発表される。またアンコール上映の決定にあわせ、監督を務めた長久允と企画・主演の辻凪子によるコメントが到着した。
長久允(原作・脚本・監督) コメント
今、自分のフィルモグラフィーでもっとも観てほしい作品が『ドルフィ田イル香の偏屈なダンス』です。私が人生で見聞きしたすべてのことをごった煮にしプレスし圧縮しています。陸に上がったイルカの人生の話。それは実写で撮ることは不可能ですし、CGやアニメでは無機質すぎる。重要なのは叫びすぎて喉から出る血であり、つまり「一人芝居として演じ、それを記録する」ことこそが、この物語にとって最適解だと確信しています。
辻凪子と共に、魂を削り作った本作は『そうして私たちはプールに金魚を、』『ウィーアーリトルゾンビーズ』『炎上』それらと正式に地続きな「映画」です。だから、観逃さないでほしい。三日間限定の追加上映ですが、どうかいらしてくださいませ。
辻凪子(企画・主演) コメント
一人芝居『ドルフィ田イル香の偏屈なダンス』は
舞台→映像配信→映画館と奇跡のバトンが繋がってここまできました。
予想外の展開に企画した私が一番驚いています。映画館で上映するはずのなかった舞台本番最終日の昼公演の映像がスクリーンに映し出された時、自分が出てることを忘れるくらいに、作品そのものが面白くて、食い入るようにスクリーンを見つめていました。
ポレポレ東中野の方も毎上映、映写室からこの作品を楽しんでくださっていて、長久允監督作品の無限大の可能性に心が躍りました。もうここでしか見れないかもしれない 『ドルフィ田イル香の偏屈なダンス』
77分1人しか出てこない映画は今、他にない!!!
このアンコール上映の機会に是非ご覧いただきたいです!
お待ちしております!!!
特別上映『ドルフィ田イル香の偏屈なダンス』

出演:辻 凪子
原作・脚本・監督:長久允
撮影:武田 浩明
録音:桑原 惇
編集:川上千晶
衣装:小山田 孝司
音楽プロデューサー:山田 勝也
音楽:白戸秀明
制作・演出助手:村田 陽奈
宣伝アートワーク:宇賀神 菜緒
ビジュアルイラストレーター:HONGAMA
プロデューサー:勝俣円、長川 由万、白川啓(ローソンチケット)
アシスタントプロデューサー:新谷 朋成、岩崎優花(ローソンチケット)
企画:辻凪子
上映協力:小原 治(ポレポレ東中野)
配給:DASH
2026/77分/日本
【あらすじ】
とある水族館で飼育されている1頭のメスのイルカは、毎日の厳しいイルカショーにうんざりしていた! ある夏の夜、人たらしの飼育員の勝浦さんにほだされて、彼女は水族館を去るが・・・。
人間界で「人間の女」として生きることにしたイルカ(その名前がドルフィ田イル香)の愛憎にまみれた数奇な人生(イルカ生)を目に焼き付けてよ、冬。
イルカが勝つか、人間が勝つか。走れドルフィ田! 君の太平洋はどこだ!
そんな疾走劇を辻凪子による茶目っけましましの快演でお届けいたします。
合言葉は「温もりなんて、黒潮以下の下等概念ですわ」だよ!
※本作はフィクションであり、ポップな演出を通じて社会の歪みや人間性の滑稽さを描いています。物語の中には、動物虐待・性暴力・差別・マイノリティに関する描写や暗喩が含まれます。これらの表現が苦手な方は、あらかじめご留意の上ご鑑賞ください
◎上映情報
上映館:ポレポレ東中野(東京・東中野)
⽇程:2026 年 11 ⽉ 21⽇(⼟)〜23 ⽇(⽉・祝)
期間中・舞台挨拶トークイベントを開催予定