11月29日(日)まで開催されている『歌川国貞・歌川国芳ー新宿歌舞伎町春画展WA』にて、11月6日(金)に『フライデーナイト』が開催される。
今回で4回目を迎える『新宿歌舞伎町春画展WA』は、1941年創建の新宿歌舞伎町能舞台などを会場とし、文化を起点に人の流れを生み、地域の魅力と経済を循環させる文化プロジェクト。これまでに累計2万3000人以上が来場している。

『フライデーナイト』は、新宿区に住む人、働く人、学ぶ人を無料で招待する一夜限りの企画として同展の第4回となる今回より始動。同街で暮らし、働く人々に向けた「文化体験を無料で開くための仕組み」として、協賛のピピちゃんファームと一般財団法人アーネスト育成財団の参画により実現した。当日は通常の閉館時刻を1時間延長し、22時まで開館する。対象は18歳以上で、入場時には身分証明書や学生証、名刺などの提示が必要となる。また、同企画を手がけたSmappa!Group会長の手塚マキからのコメントが公開された。




会場では、幕末の浮世絵界を代表する歌川国貞と歌川国芳の作品を展示。国貞は役者絵と美人画で当代随一の人気を誇り、『源氏物語』を翻案した『偐紫田舎源氏』の挿絵でも知られている。また国芳は、水滸伝の武者絵や戯画で異彩を放った。同展では初代・歌川豊国に学んだ2人の春画のみならず、それぞれの得意ジャンルの浮世絵も展示される。会場内ではQRコードから無料で音声ガイドを聴くことができ、歌人の俵万智が『源氏物語』、俳優の千葉雄大が春画全般の「声の案内人」を担当している。
さらに、『偐紫田舎源氏』『新編金瓶梅』を実際に手に取れるコーナーも用意。ガラス越しに眺めるだけではわからない、本をめくるという江戸の人々の楽しみ方そのものを体験できる。そのほか、会期中には落語会や活動写真弁士による「カツベン会」、研究者によるレクチャーなど、春画を入り口に江戸文化を掘り下げる企画が多数開催予定。
なお同展では、京都・福田美術館で開催中の企画展『愛のカタチ ー幻の春画《稚児草紙》公開ー』と連携した「東西春画めぐり」と題する相互割引も実施中。どちらかのチケットを提示すると、もう一方の入場料が300円引きになる。
Smappa!Group会長 / 同展企画:手塚マキ コメント
歌舞伎町は、外から来る人には刺激の強い街に映るかもしれません。でもここには、毎日この街で暮らし、働き、学んでいる人たちがいます。春画展WAを続けてきて、文化が街に人を呼ぶ手応えは確かに感じてきました。だからこそ今度は、この街の人たちにこそ見てほしい。金曜の夜、仕事帰りにふらっと能舞台へ立ち寄ってもらえたらうれしいです。
『フライデーナイト(ピピちゃんファーム・一般財団法人アーネスト育成財団 presents)』

日時:2026年11月6日(金)18:00~22:00(最終入場 21:30)※この日のみ22:00まで延長開館
会場:新宿歌舞伎町能舞台(新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2階)
ホストクラブBOND(新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9階)
対象:新宿区在住・在勤・在学の18歳以上の方
料金:無料(当日18:00~22:00の入場に限る)
予約:不要。混雑時は入場を制限する場合があります
持参物:新宿区在住・在勤・在学であることを確認できるもの(運転免許証、学生証、社員証、名刺など)。年齢を確認させていただく場合があります
注意:18歳未満の方は、新宿区在学の方を含めご入場いただけません
『歌川国貞・歌川国芳ー新宿歌舞伎町春画展WA』

会期:2026年10月3日(土)〜11月29日(日)
前期:10月3日~11月1日/後期:11月3日~11月29日 ※11月2日(月)は展示替え休館
時間:11:00~21:00(最終入場20:30)※11月6日のみ22:00まで
会場:新宿歌舞伎町能舞台(新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿2階)
ホストクラブBOND(新宿区歌舞伎町1-2-15 歌舞伎町ソシアルビル9階)
※受付は能舞台
料金:一般2,200円、学生1,500円、和合プラン(ペア)一般3,800円・学生2,400円
対象:18歳未満入場不可
監修:浦上満(浦上蒼穹堂代表、国際浮世絵学会常任理事)
主催:Smappa!Group/株式会社ワインライス

<相互割引「東西春画めぐり」>
福田美術館(京都・嵐山)の企画展『愛のカタチ ー幻の春画《稚児草紙》公開ー』との相互割引を実施中。どちらかのチケットを提示すると、もう一方の入場料が300円OFFとなる。
会期:2026年9月19日~2027年1月17日
相互割引実施期間:2026年10月10日~