タカハ劇団の舞台『プール』が11月13日(金)から11月23日(月・祝)まで東京・池袋の東京芸術劇場 シアターイーストで、11月28日(土)と11月29日(日)には愛知・名古屋のメニコン シアターAoiで上演される。
2005年に早稲田大学で旗揚げされたタカハ劇団は、高羽彩が脚本・演出・主宰を務めるプロデュースユニット。日常に普遍的に存在している小さな絶望や、どんな壮絶な状況でも変わることのない人間の些細なあり方、生き方を笑い飛ばしながらすくい取る、リリカルでクールな作風を特徴としている。
2008年に初演された同作は、大学医学部の地下にある解剖学教室支援室が舞台。献体の防腐処理に携わる人々の日常の延長線上に、「死」と「身体の価値」が交錯し、彼らの軽口や仕事の中に、倫理と恐怖が立ち上がっていく様を描く。
作・演出を務めるのは高羽。出演者には高羽のほか、市川理矩、大岩世奈、久我音寧、土屋翔(劇団かもめんたる)、長友郁真、藤井憂憂、水野小論(ナイロン100℃)、薬丸翔、土屋佑壱(こまつ座)、近藤強が名を連ねている。
また東京公演のアフタートークゲストも発表され、11月13日(金)19時の回にチェルフィッチュ主宰の岡田利規、11月17日(火)19時の回に『ゆる民俗学ラジオ』のパーソナリティを務める黒川晝車と浦下拓巳、11月19日(木)14時の回に、てがみ座主宰の長田育恵が登壇する。

高羽彩 コメント
タカハ劇団初期作品、『プール』を再演します。初演時、劇場で感じた熱気と、舞台上で揺らめく水によるむせかえるような湿度を今でも覚えています。たくさん作品を作ってきましたが、その中でも自分にとって特別な、大切に温めてきた一作です。いつか必ず再演したい——そう思いつづけて18年が経ちました。なぜ今、『プール』なのか。当時フィクションとして描いた作品世界に、現実の方がヌルリと近寄ってきたからです。あのころは都市伝説に過ぎなかった「闇バイト」は今や、連日メディアを騒がす一大トピックになり、日常と非日常の境目はますます曖昧になりました。今なら、この作品を当時とはまた違った手触りでお届けできるかもしれない。もっとあなたの、心の近くへ。そんな野望が、今私の中に燃えています。 『プール』の新たな門出に、素晴らしい出演者の方達に立ち会っていただけることになりました。作品の湿度にぴったりの魅力的な方達ばかりです!今再びこの世に生まれ出る『プール』。ずっと待っていてくださった方、初めてこの作品に出会う方、みんなで一緒に『プール』に沈みましょう。
タカハ劇団 第22回公演『プール』

作・演出:高羽彩
出演:市川理矩、大岩世奈、久我音寧、土屋翔(劇団かもめんたる)、長友郁真、藤井憂憂、水野小論(ナイロン100℃)、薬丸翔 / 土屋佑壱(こまつ座)、近藤強、高羽彩
東京公演
会場:東京芸術劇場 シアターイースト(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1)
日程:2026年11月13日(金)~11月23日(月祝)
タイムテーブル:
11月13日(金)19:00前半割★
11月14日(土)13:00前半割・18:00前半割
11月15日(日)13:00前半割◉◾️
11月16日(月)休演日
11月17日(火)19:00★
11月18日(水)19:00◉◾️
11月19日(木)14:00★映像収録
11月20日(金)19:00◾️
11月21日(土)13:00・18:00◾️
11月22日(日)13:00
11月23日(月祝)13:00
◉…舞台手話通訳回
◾…多言語字幕回
★=アフタートーク実施回
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前
※未就学児入場不可
[チケット料金(税込)=全席指定席=]
一般:¥6,000 (前半割:¥5,500)
U25:¥4,000 (当日要証明書提示)
U18:¥1,000 (当日要証明書提示)
障がい者割:¥5,000 (当日要証明書提示/東京芸術劇場ボックスオフィスWEBにて販売)
※多言語字幕での観劇をご希望の方は、UDCast『プール』作品情報ページよりご予約ください。
【鑑賞サポート内容】
◉対象公演のみ
・舞台手話通訳
・多言語字幕のタブレット貸し出し(バリアフリー日本語、英語、韓国語)
・事前舞台説明会
・池袋駅からの移動サポート
◉すべての公演
・タブレット台本貸出
・ヒアリングループ席
・車椅子スペース
・託児サービス(定員あり/事前予約制/有料)
◉事前舞台説明会
タカハ劇団『プール』では、鑑賞サポートの一環として、
11月18日(水)19:00回の開演前に舞台上にて「事前舞台説明会」を開催いたします。
視覚的な情報や作品の背景をあらかじめ知っておきたい方はもちろん、作品の世界観をより深めたい方など、どなたでもご参加いただけます。舞台装置の構造や登場人物の設定などについて、脚本・演出の高羽彩が直接ご説明いたします。事前のお申し込みは不要ですので、対象回のチケットをお持ちの方はお気軽にお立ち寄りください。
[開催概要]
日時:11月18日(水) 18:00〜18:15(19:00回開演前)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト 舞台上
登壇:高羽彩(脚本/演出)・出演者
対象:当日の公演チケットをお持ちの方
参加費・申込:無料/事前お申し込み不要
[当日のスケジュール]
17:50 ロビー・客席開場
18:00 事前舞台説明会スタート
18:15 終了予定
※説明会終了後、開場準備のため一度会場外へご退場いただきます。
あらかじめご了承ください。
◉【関連イベント】手話通訳・文字サポート付き「感想シェア会」
「終演後、誰かと感想を語り合いたい」「他の人がどう感じたか聞いてみたい」という方のための「感想シェア会」を開催します!専門のファシリテーターも入りますので、お一人での参加も大歓迎です。作品の疑問や印象に残ったシーンなど、自由に話してみませんか?
日時:11月15日(日)13:00回終演後(約30分程度)
場所:シアターイースト内ロビー
参加費:無料(当日の公演チケットをお持ちの方)
定員なし・申し込み不要!どなたでもご参加いただけます。
主催:タカハ劇団
共催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
助成:芸術文化振興基金
名古屋公演
会場:メニコン シアターAoi (〒460-0006 愛知県名古屋市中区葵3丁目21−19Menicon Theater Aoi Bldg. 内)
日程:2026年11月28日(土)〜11月29日(日)
タイムテーブル:
11月28日(土) 14:00
11月29日(日) 14:00★
★字幕タブレット貸出・舞台説明会・託児サービス 実施回
※開場は開演の30分前、受付開始は45分前
※未就学児童入場不可
[チケット料金(税込)=全席指定席=]
一般:4,500円
U25:1,000円
障がい者割引:2,000円
主催:公益財団法人メニコン芸術文化記念財団
後援:名古屋市教育委員会
スタッフ
舞台監督:藤田有紀彦 舞台美術:稲田美智子 照明:小林愛子(Fantasista?ish.) 音響:田中亮大(Paddy Field)
衣裳:千葉奏子 ヘアメイク:武部千里 演出助手:函波窓 演出部:新田周子
舞台手話通訳:田中結夏(となりのきのこ)、村上幸愛(エンタメロード)
手話監修:板橋弥央(エンタメロード)
字幕翻訳・製作:一般社団法人江原河畔劇場(助成:クリエイター支援基金)
鑑賞サポート・日本語字幕:パラブラ
宣伝美術:羽尾万里子(ムジナアート) 宣伝写真:金山フヒト
キャスティング協力:伊藤尚哉 票券:藤野沙耶(ローソンチケット)
制作:小川友紀子、林紗弥 プロデューサー:後藤かおり
製作協力:WIT STUDIO
協力:キューブ、こまつ座、ロンド、BOOSTAR ENTERTAINMENT、mewgull、jungle、イマジリック、Nabura
【ご観劇に関する事前のご案内】
本作品には、演出および物語の表現上、以下の要素が含まれております。あらかじめご了承のうえご鑑賞ください。
・センシティブな表現(遺体・人体の解剖や売買に関する表現、病気や身体切断に関する描写)
※不安な点やご質問がございましたら、事前にタカハ劇団(問い合わせ窓口)までご相談ください。