第82回ゴールデングローブ賞が発表。テレビ部門で『SHOGUN 将軍』の真田広之が主演男優賞、アンナ・サワイが主演女優賞、浅野忠信が助演男優賞を受賞した。また、『SHOGUN 将軍』は作品賞にも選ばれた。
同作は、1975年に発表されたジェームズ・クラベルのベストセラー小説『SHOGUN』を映像化したDisney+「スター」の独占ドラマ。関ヶ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、天下獲りに向けた陰謀と策略の「謀り事」を壮大なスケールで描いている。2024年9月に発表されたエミー賞では主要部門の4冠を含む合計18冠を獲得し、第82回ゴールデングローブ賞では作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞の4部門にノミネートされていた。
ゴールデングローブ賞は、「アカデミー賞の前哨戦」として位置づけられるアメリカのビッグアワード。日本人がゴールデングローブを受賞するのは今回が初めてで、真田は2024年9月に発表されたエミー賞の主演男優賞に引き続いて日本人初の受賞者となった。
ゴールデングローブの公式XとYouTubeでは、真田、浅野、サワイの受賞スピーチ動画が公開されている。
第82回ゴールデングローブ賞ノミネーション(テレビ部門)
※太字が受賞者
作品賞(ドラマ)
『The Day of the Jackal(原題)』
『ザ・ディプロマット』
『Mr. & Mrs. スミス』
『SHOGUN 将軍』
『窓際のスパイ』
『イカゲーム』
女優賞(ドラマ)
キャシー・ベイツ『Matlock』
エマ・ダーシー『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
マヤ・アースキン『Mr. & Mrs. スミス』
キーラ・ナイトレイ『ブラック・ダヴ』
アンナ・サワイ『SHOGUN 将軍』
ケリー・ラッセル『ザ・ディプロマット』
男優賞(ドラマ)
ドナルド・グローヴァー『Mr. & Mrs. スミス』
ジェイク・ギレンホール『推定無罪』
ゲイリー・オールドマン『窓際のスパイ』
エディ・レッドメイン『The Day of the Jackal(原題)』
真田広之『SHOGUN 将軍』
ビリー・ボブ・ソーントン『Landman(原題)』
作品賞(ミュージカル / コメディ)
『アボット エレメンタリー』
『一流シェフのファミリーレストラン』
『ジェントルメン』
『Hacks(原題)』
『こんなのみんなイヤ!』
『マーダーズ・イン・ビルディング』
女優賞(ミュージカル / コメディ)
クリステン・ベル『こんなのみんなイヤ!』
キンタ・ブランソン『アボット エレメンタリー』
アヨ・エデビリ『一流シェフのファミリーレストラン』
セレーナ・ゴメス『マーダーズ・イン・ビルディング』
キャスリン・ハーン『アガサ・オール・アロング』
ジーン・スマート『Hacks(原題)』
男優賞(ミュージカル / コメディ)
アダム・ブロディ『こんなのみんなイヤ!』
テッド・ダンソン『グランパは新米スパイ』
スティーブ・マーティン『マーダーズ・イン・ビルディング』
ジェイソン・シーゲル『シュリンキング:悩めるセラピスト』
マーティン・ショート『マーダーズ・イン・ビルディング』
ジェレミー・アレン・ホワイト『一流シェフのファミリーレストラン』
作品賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ / テレビ映画)
『私のトナカイちゃん』
『ディスクレーマー 夏の沈黙』
『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』
『リプリー』
『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』
女優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ / テレビ映画)
ケイト・ブランシェット『ディスクレーマー 夏の沈黙』
ジョディ・フォスター『トゥルー・ディテクティブ ナイトカントリー』
クリスティン・ミリオティ『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』
ソフィア・ベルガラ『グリセルダ』
ナオミ・ワッツ『フュード/確執 カポーティ vs スワンたち』
ケイト・ウィンスレット『ザ・レジーム/壊れゆく政権』
男優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ / テレビ映画)
コリン・ファレル『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』
リチャード・ガッド『私のトナカイちゃん』
ケヴィン・クライン『ディスクレーマー 夏の沈黙』
クーパー・コック『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
ユアン・マクレガー『モスクワの伯爵』
アンドリュー・スコット『リプリー』
助演女優賞
ライザ・コロン=ザヤス『一流シェフのファミリーレストラン』
ハンナ・エインビンデル『Hacks(原題)』
ダコタ・ファニング『リプリー』
ジェシカ・ガニング 『私のトナカイちゃん』
アリソン・ジャネイ『ザ・ディプロマット』
カーリー・レイス『トゥルー・ディテクティブ ナイトカントリー』
助演男優賞
浅野忠信『SHOGUN 将軍』
ハビエル・バルデム『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』
ハリソン・フォード『シュリンキング:悩めるセラピスト』
ジャック・ロウデン『窓際のスパイ』
ディエゴ・ルナ『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』
エボン・モス=バクラック『一流シェフのファミリーレストラン』
スタンドアップコメディ賞
アダム・サンドラー『アダム・サンドラーのラブ・ユー』
アリ・ウォン『アリ・ウォンのシングルレディ』
ジェイミー・フォックス『What Had Happened Was(原題)』
ニッキー・グレイザー『Someday You’ll Die(原題)』
ラミー・ユセフ『More Feelings(原題)』
セス・マイヤーズ『Dad Man Walking(原題)』