メインコンテンツまでスキップ

安部勇磨が振り返る自身初のアメリカツアー。バカなことに挑戦し続ける理由

2024.5.1

#MUSIC

バカなことをやった方が説明のつかないおもしろいことも起きやすいんです。(安部)

ーサブスクの普及で世界中にリスナーがいることは珍しくなくなった一方で、実際に海外ツアーを行ったアーティストはまだ少なく、リスクと捉えられても仕方ないのが現状だと思います。

安部:自分でレーベルをやっているので、今回のツアーにめちゃくちゃお金がかかるのもわかってて。いろんな人の協力のもとお金を出して今回のツアーが実現しましたが、「そんなにお金をかけてバカじゃないの」っていう人もいるかもしれない。でも、バカなことをやった方が説明のつかないおもしろいことも起きやすいんです。

ー音楽に限らず、生産性が一つの物差しになって効率主義が普及した社会では無駄なことに挑戦するハードルは高くなっているかもしれない、と。

安部:「お金がなくて動けない」って管を巻いたままでは人生が終わるので。30歳過ぎてから思うんですけど、プロサッカー選手だったら現役引退を考える年なわけで。ミュージシャンだからまだできるけど、身体はもう衰えが始まっているので「あとどれぐらいライブできるんだろう」という危機感がすごいある。

やっぱり今が一番若いし、思い立ったら吉日だと思うんです。じゃないと、いつまでたっても何も変わらない。ウジウジしていられない性格なので、悩んで1年過ごすなら明日やって後悔する方が絶対いいと思うんですよ(笑)。だって360日ぐらい浮くわけですから。自分に合ってるかもわかるし、結果も見える。迷ってる時間ってすごく無駄で、少しずつ行動に移していく方がいろんなことが好転するはずだから。

ーちゃんとした社会保障もある日本はある意味挑戦しやすい環境でもあるかも知れないですね。

安部:日本はひどい国だなと思うところもあれば、死にかけても国が助けてくれる制度もあるじゃないですか。アメリカみたいに死ぬわけじゃない。保険もあるし生活保護もあるから何とでもなる。「まぁ死なないだろう」くらいの軽い感覚で音楽と向き合えるようになったことは大きいかもしれません。

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS