NHKの夜ドラ『ろんりねす♪ろんりねす』の制作がスタート。2027年1月4日(月)より放送される。
足立紳が脚本を務める同作は、近年の社会にはびこる巨大な病理「孤独」に「おじさん」が立ち向かう、生存を賭けた切実系ヒューマンコメディー。定年退職と同時に居場所を失った60歳の独身男性の野間修は、孤独には耐えられないが、「寂しい」と口にするにはプライドが高すぎる。そんな自分をどうにかしようともがくうちに、止まっていた人生が思いもよらない方向へ動き始めるというストーリーとなっている。
主人公の野間役を演じるのは、連続ドラマ初主演となる皆川猿時。加えて、シナリオスクールの講師で有名脚本家の長谷川理沙役を木南晴夏、修の元部下である宇佐美要役を窪塚愛流、理沙の母である長谷川蘭役を岸本加世子が演じる。



「孤独」は1日にたばこを15本吸うことにも匹敵する健康リスクをもたらすともいわれ、認知機能の低下や死亡率の上昇との関係も明らかになってきた。さらに、単身世帯が増え、職場以外の人間関係は希薄になりつつある。その中でも孤独を抱えやすいのが、中高年男性だという。同作は彼らの孤独に目を向けた内容となる。
また、同作で孤独に対してもがく野間の姿は、このまま1人でいいのかと迷う独身や、独身時代の焦燥感を知る子育て世代、リアルな繋がりを持てずにいる若者たちなど、さまざま境遇の人たちの悩みとも重なるはず。物語を通じて「おじさん」の孤独を考えることは、自分の抱える孤独に立ち向かうきっかけになるのではないだろうか。
皆川猿時 コメント
むかし、撮影現場でADさんに「猿川さん!」と呼ばれたことがある皆川猿時、55歳、105キロです。そんな猿川が、もとい、皆川がNHK夜ドラの主演ですって。人生油断できませんねえ。普通に「俺でいいのかい?」って思いましたもん。さあ、吉と出るか凶と出るか。ええ、もちろん興奮しております。いつも通り大声で元気いっぱい頑張ります。よろしくお願いします。
夜ドラ『ろんりねす♪ろんりねす』
【放送予定】 2027年1月4日(月)放送開始
<総合>毎週(月)~(木) 夜10:45~11:00(全32話)
※NHK ONE で同時・見逃し配信予定
【 作 】 足立紳(オリジナル脚本)
【出 演】 皆川猿時、木南晴夏、窪塚愛流、岸本加世子ほか
【制作統括】 近藤あゆみ(AOI Pro.)、城谷厚司(NHK エンタープライズ)、倉崎憲(NHK)
【プロデューサー】 熊谷喜一、田倉勇気(AOI Pro.)
【演 出】 津田温子(NHK エンタープライズ)、林啓史、井木義和
【収録予定】 2026 年 7 月下旬~10 月中旬(オールロケ)
【制作・著作】 NHK、AOI Pro.
【制 作】 NHK エンタープライズ
【あらすじ】
野間修(皆川猿時)は、30年以上働いたレコード会社を定年退職した。気づけば生涯独身。友達は皆無…。定年後にひそかに目指していた脚本家への道を進むためにシナリオスクールに通うものの、講師の長谷川理沙(木南晴夏)に酷評され深く傷ついた上、一方的に好きになってしまった若い女性にもあっさりとフラれてしまう。修は自分の人生があまりにも何も成し遂げないように思え、かつてデビューさせたのに鳴かず飛ばずで終わらせた元アイドル歌手・鳴海愛を探し始める。一方、講師の理沙は、5年前に脚本を書いたドラマが大ヒットした後はヒット作に恵まれず、深夜ドラマの依頼を受けるなどもんもんとした日々。この状況から抜け出したい理沙は一念発起して婚活を始めるが…。やがて修と理沙が思わぬところで再会、元レコード会社の部下・宇佐美要(窪塚愛流)、理沙の母・蘭(岸本加世子)を巻き込みながら、元歌手・鳴海愛にたどり着き…。
