1月31日(金)に日本公開される映画『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』(原題:Dreamin’ Wild)より、本編映像の一部が解禁された。
『アメリカン・ユートピア』『ブロークバック・マウンテン』などで製作総指揮を務めたビル・ポーラッドが8年ぶりに監督 / 脚本を担当した長編で、実在の兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」が辿った実話をもとに描かれた同作。兄弟が当時10代の時にレコーディングしたアルバム『DREAMINʼ WILD』が1979年から30年の時を経てコレクターに再評価され、アルバムが「埋もれた傑作」として人気を博す一方で、ドニーの目を背けてきた過去や感情が呼び起こされる内容となっている。主人公のドニー役をケイシー・アフレック、ドニーの妻ナンシー役をズーイー・デシャネル、青年期のドニー役をノア・ジュプ、兄のジョーをジャック・ディラン・グレイザーが演じている。
今回解禁された本編映像は、実在のスタジオが舞台のシーン。スタジオを訪ねた兄・ジョーが、産まれたばかりの“Give Me The Chance”を聴いて弟・ドニーの才能を絶賛する場面が収められている。
本編映像に登場するレコーディングスタジオは、一部内装を除き、約30年前に数々の名曲を生み出した実在のスタジオで撮影された。同作のモデルとなった兄弟の父親・ドンが、息子たちのためにシンセサイザーや8トラックなどの当時最新鋭の機材を配したレコーディングスタジオを自宅農場の敷地内に建設したものとなっている。
ビル・ポーラッド監督は「実在のスタジオで撮影したのもこだわりです。映画で家族たち協力のもとロケーションを撮影させてくれるなんてことはあまりない。今回は許可してくださって幸運でした」とコメント。さらに、「ノア・ジュプとジャック・ディラン・グレイザーたちは、現場でも実際に歌って楽器を弾いていた。実は撮影が終わった後も2人はバンド活動を続けていたくらいなんです(笑)」と、キャストたちのエピソードも明らかにした。
『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』

監督・脚本・製作:ビル・ポーラッド(『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』)
出演:ケイシー・アフレック、ノア・ジュプ、ズーイー・デシャネル
2022年/アメリカ/カラー/2.35:1/5.1ch/111 分/G/英語/原題:Dreamin’ Wild
配給・宣伝:SUNDAE
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2025年1月31日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開