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カトパコの音楽愛が世界を熱狂させる。YOASOBI、King Gnuメンバーも共鳴する魅力

2026.7.6

CA7RIEL & Paco Amoroso『FREE SPIRITS』

#PR #MUSIC

バッド・バニーを始めとする新世代ラテンポップブームという時流の影響か? プリンスやDuran Duranを思わせる、古き良き「洋楽スター」の風格をまとったそのシルエットか? あるいは「カトパコ」というお笑いコンビのような略称が自然と定着してしまう、その親しみやすいバディ感か?

この1年で急上昇したカトリエル&パコ・アモロソの人気ぶり、その理由はさまざまなポイントがある。しかし、そのすべての前提にあるのは、結局のところ楽曲そのものの強度だろう。そこには「良い曲なら売れる」という素朴な感想を、もう一度信じてみたくなるパワーが宿っている。

フジロックでの熱狂。世界を駆け巡る「カトパコ」旋風

アルゼンチン出身の1993年生まれ、カトリエル・ゲレイロ(CA7RIEL)とウリセス・ゲリエーロ(Paco)の2人が奏でる、ラップとロックとハウスとR&Bとファンクとその他諸々が融合したポップミュージック。2024年の『Tiny Desk Concerts』への出演をきっかけに、そのサウンドは一気に、世界に広まった。

去る2025年は、彼らにとってまさに怒涛の1年であった。ケンドリック・ラマーの南米ツアーへの参加、『グラストンベリー(Glastonbury Festival)』や『コーチェラ(Coachella Valley Music & Arts Festival)』といった大型フェスへの出演。アルバム『PAPOTA』にて、ラテングラミー賞での5つの受賞、グラミー賞でも「ベストラテンロックオルタナティブアルバム賞」を受賞。泳ぎを止めれば死んでしまうサメのように、世界中を駆け巡った。

そして彼らの旅路は、日本にまで及んだ。タワーレコード渋谷店でのインストアイベントでは、『PAPOTA』のジャケットよろしく、マッチョ軍団を引き連れて、本人たちは法被を着て登場。日本人と海外からの観光客が入り混じったフロアは、カトパコの熱唱とともに、渋谷で最もハッピーなカオス空間となった。

そして、『FUJI ROCK FESTIVAL』への出演。日本発のブランドである「ANREALAGE」の空調服を身にまとい、登場からインパクト抜群。朝一番の登場ながら、山下達郎やVulfpeckといった、同日、同ステージのベテランたちにまったく引けを取らないパフォーマンスを見せた。すでに「カトパコ」の名前はSNSを通じて、日本でもじわじわと浸透していたが、その魅力が広く知られるようになったのは、この日のステージからだったのではないだろうか。

Photo Credit: Kazumichi Kokei

とくに、終盤の“EL DÍA DEL AMIGO”で、ボルテージは最高潮に。たとえ彼らのことを知らなくても「パリラ♪パリラ♪」というシンプルなコーラスを持つこのディスコ・チューンが鳴れば、誰もがその輪に加わることができる。日本とアルゼンチン、ほぼ真反対に位置するはるかな距離を、彼らがその音楽によって軽々と飛び越えた瞬間であった。

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