2026年秋より放送開始となる連続テレビ小説『ブラッサム』の主題歌を、YOASOBIが担当することが決定した。

『ブラッサム』は、明治から昭和にかけて自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとしたドラマ作品。「小説を音楽にするユニット」として活動を続けるYOASOBIが今回制作する同楽曲は、宇野千代を敬愛し、『蹴りたい背中』などの代表作で知られる小説家・綿矢りさが書き下ろした小説を原作としている。小説を原案に音楽を紡いできたYOASOBIが、作家の半生を描くドラマで綿矢の執筆した物語をもとに新たな楽曲を制作する。
YOASOBIは2019年にデビューして以降、国内外のチャートで記録的なヒットを生み出し、朝ドラ主題歌という新たな展開を迎える。なお、今回の発表に伴い、YOASOBIのコンポーザーであるAyase、ボーカルのikura、および原作者の綿矢りさからのコメントが公開された。
Ayase コメント
この度、「ブラッサム」主題歌を担当させていただく運びとなりました。
とても光栄なお話に、まず感謝を伝えさせていただきたいです。
本楽曲を制作するにあたり、宇野千代さんの自伝「生きて行く私」を読み、宇野千代さんの生き方、考えに大変感銘を受け、もっと深く入り込むべきだ、肌で先生のエネルギーを感じるべきだ、そう感じ、先生のご出身地である山口県岩国市へ赴き、先生の故郷の風に導かれるようにこの楽曲を作り上げました。
同じ山口県出身というご縁もあっていただいた機会でしたが、自分の創作人生、音楽人生において、先生との出会いは間違いなく一つの分岐点になるだろうと確信するほど素敵な縁に恵まれたと感じております。
そうして、心から自信を持って放つことが出来る楽曲ができました。
自分にとって本当に本当に大事な楽曲となったこの作品を作る機会を与えてくださったことに「ブラッサム」制作に携わる全ての方へ感謝をお送りするとともに、これからこのドラマを視聴するすべての人に、暖かく強かな風が吹きますようにと願いを込めて、この楽曲を添えさせていただきます。
ドラマと合わせて、楽しみにしていて欲しいです。よろしくお願いします。
ikura コメント
この度、連続テレビ小説「ブラッサム」の主題歌を担当させていただくことになりました。
お話をいただけたこと、心から光栄に思います。
喜びも悲しみも、幸せも不幸せも、その全てをエネルギーにして、自分の足で前に進み、花を咲かせていく主人公・葉野珠さんに想いを馳せながら歌わせていただきました。
およそ100年という時代を逞しく生き抜いたモデルである宇野千代さんの生き様。そしてこの楽曲の持つ熱量に歌を乗せていく中で、私自身も背中を押されていく感覚がありました。
「ブラッサム」をご覧になる皆さまの心に、この歌が優しく、力強く寄り添うことができますように。ドラマと共に楽しんでいただけることを願っています。
綿矢りさ コメント
その生き方や著作を敬愛してきた宇野千代さんが、NHKの朝ドラの主人公のモデルになると聞いたときは、とても驚きました。
さらに、その主題歌の原作となる小説を書き下ろしてほしいというお話をいただき、二重の驚きと喜びでした。
宇野先生の、年齢を重ねてもなお尽きることのない生命力を、桜の木になぞらえて書きました。
私の物語が、微力ながらYOASOBIさんの楽曲づくりのお役に立てれば幸いです。そしてドラマとともに多くの方の心に届くことを願っています。