元Talking Headsのフロントマンであり、現在はソロアーティストとして活躍するデヴィッド・バーンの著書『自転車日記』の邦訳版が、8月10日(月)に鹿島出版会より刊行される。
同作は、デヴィッド・バーンが、ツアー先の世界各都市を自身の折りたたみ自転車で巡り、その土地での体験や思索を綴ったエッセイ集。2009年に刊行された『Bicycle Diaries』の初邦訳で、ベルリン、イスタンブール、ブエノスアイレス、マニラ、シドニー、ロンドン、サンフランシスコ、ニューヨークなど、世界各地の都市の表情を描いている。
訪れた街で出会う人々や表現活動に触発されるまま、バーンの思考は都市の風景から社会、政治、経済、歴史、格差の問題へと広がっていく。都市を観察する記録は、同時に彼自身の内省の記録でもある。
翻訳は東辻賢治郎が担当。日本語版のための書き下ろし「日本語版刊行に寄せて」も新たに収録されており、コロナ禍を経た都市の移動手段や人間のつながりについても触れられている。
『自転車日記』

著者:デヴィッド・バーン
翻訳:東辻賢治郎
出版社:鹿島出版会
刊行:2026年8月
本体:3,000円+税
主要目次:
日本語版に寄せて/序文―移動の未来/はじめに/第1章 アメリカの都市/第2章 ベルリン
第3章 イスタンブール/第4章 ブエノスアイレス/第5章 マニラ/第6章 シドニー/第7章 ロンドン
第8章 サンフランシスコ/第9章 ニューヨーク/エピローグ―これからの移動のかたち/訳者あとがき