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『チェンソーマン』漫画PVが世界的バズになった代田栄介が「広告」に思うこと

2023.5.26

#MOVIE

CMやMVを作るときに心がけていること

Celeina:広告とMVを作るときの違いはありますか?

代田:どんな映像を作るにしても、主役が何かっていうのを一番大事にしたいなと常に思ってて、MVにしろ広告にしろ、商品やアーティストの「らしさ」とか特有の気分とか手触りみたいなものをなるべく盛り込んで、その映像特有のアイデンティティみたいなものを確立させようというのは心がけてます。

CMでいうと、時間が短いので、音楽込みでリズム感とか、短い時間でどれだけ引っ掛かりを作るかみたいなことは気を使いますが、MVはカッコいいだけじゃなくて、アイデアがあるものを作りたいなと思ってます。さっき言った“Star Guitar”の話じゃないですけど、アイデアがあって、人と違うものを作りたいというのが一番大きいですね、MVは。

Celeina:そんなMVですけれども、CMの制作会社にいらっしゃった頃、愛が溢れ過ぎちゃって、個人的に作ったMVがあるという?

代田:そうですね。仕事もそこまで無かった時代だったんで、鬱憤と愛を(笑)。ceroの“マウンテン・マウンテン”っていう曲のMVを作ったんですけど。

代田:僕、実は大学が映像専門ではなくて、建築系の学科に入ってて。そこで得た建築模型を作る技術が、意外と映像に転向してから生きたっていう(笑)。

タカノ:ジオラマも……

代田:全部、自分で作って。

Celeina:このMVのジオラマも建築学科の技術を使ってご自身で作られた?

代田:落ちこぼれ建築家だったんで(笑)。

タカノ:いやいや、クオリティ高すぎ(笑)。俺も初めて見たとき、まだ、代ちゃんと知り合う前だったんだけど、これがアンオフィシャル? って思った。クオリティ高すぎてビックリしたんだよね。

Celeina:元々ceroのメンバーさんとは、お友達だったんですか?

代田:元々というより、ceroのライブを見て、僕は一方的にファンになって、そのままライブとか足しげく通ったり。あと髙城くんが阿佐ヶ谷で「Roji」というバーをやっていて。ライブのMCで言ってたのかな。そんなことやってるんだと思って、人見知りなんであんまりそういう場所に行かないんですけど、ちょっと調子に乗って行ってみたら、初めてなのにすごいホーム感があって、なんて素敵なところだと思って。ずっと通っているうちに仲良くなり、という感じですね。

タカノ:週5ぐらいで行ったんでしょ。

代田:当時、学芸大学駅周辺で友達とルームシェアしてたのに、週5日は阿佐ヶ谷に足を運んで。もう、これは無理だと思って阿佐ヶ谷に引っ越したっていうね。

Celeina:ここで1曲、代田さんに、この時間にラジオでみんなで聴きたい曲を選んでいただいたと思うんですけれども、どんな曲でしょうか?

代田:そのRoji仲間なんですけど、元シャムキャッツの夏目知幸くんが今、Summer Eyeという名義で活動していて、Summer Eyeの“失敗”という曲です。すごい名曲なんですけど、失敗したことがある人類には、一度、聴いていただきたいです。メロディーも良いですし、何より歌詞が素晴らしいので、注目して聴いていただければと思います。

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