映画『インスペクション ここで生きる』が8月4日に公開される。
同作の監督であるエレガンス・ブラットンは、米軍海兵隊に在職中だった20代で初めてカメラを手にし、映像記録担当としてキャリアを始めた。同作はエレガンス・ブラットン監督の長編デビュー作であり、監督の体験にもとづく実話を描いた作品となっている。
イラク戦争が長期化する2005年のアメリカを舞台にした同作。主人公であるエリス・フレンチはゲイであることで母に捨てられ、16歳から10年間ホームレスとして過ごし、生きるために海兵隊に志願。そこで彼を待ち受けていたのは差別と憎悪の嵐だったが、彼の信念が徐々に周囲の意識を変えていく、というあらすじだ。
青年エリス・フレンチを演じたのは、俳優で歌手としても活動しているジェレミー・ ポープ。製作はA24。