日本時間2024年2月5日(月)に開催される『第66回グラミー賞』のノミネーションが発表された。
『第66回グラミー賞』では「最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス」「最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム」「最優秀ポップ・ダンス・レコーディング」の3部門が新たに追加、そして最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)と最優秀ソングライター(ノン・クラシック)の2部門が主要部門(General Field)に移行され、全94部門のノミネーションが発表された。
最多ノミネートとなったのは、主要部門のうち3部門でノミネートされたSZA(シザ)の9部門。ジョン・バティステ、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、マイリー・サイラスはそれぞれ6部門でノミネートされた。
日本にルーツを持つアーティストとしては、ルー・リード『Words & Music, May 1965 – Deluxe Edition』のパッケージデザインを務めたグラフィックデザイナー / ディレクターの小池正樹が「最優秀ボックス/スペシャル限定パッケージ」にノミネートされた。小池は同部門で過去4回ノミネートされ、第50回と第62回の2回受賞している。
またギタリストのショーン・シベがテノールのカリム・スレイマンと共作した『Broken Branches』が「最優秀クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバム」に、バイオリニストのアン・アキコ・マイヤースは『Fandango』が「最優秀クラシック作品集」にノミネートされた。
パーカッショニストのアンディ・アキホは、プロデューサーおよびコンポーザーを務めたオマハ交響楽団とのアルバム『Sculptures』で「最優秀クラシック作品集」など3部門にノミネート。「最優秀コンテンポラリー・クラシック・コンポジション」では、2022年、2023年に続く3年連続のノミネートとなる。
WOWOWでは当日の模様が同時通訳で生中継、同日夜には字幕版が放送、配信される。
「年間最優秀レコード」候補
Worship /ジョン・バティステ
Not Strong Enough/boygenius
Flowers/マイリー・サイラス
What Was I Made For?[from the motion picture “Barbie”]/ビリー・アイリッシュ
On My Mama/ヴィクトリア・モネ
vampire/オリヴィア・ロドリゴ
Anti-Hero/テイラー・スウィフト
Kill Bill /SZA
「年間最優秀アルバム」候補
『World Music Radio』ジョン・バティステ
『the record』boygenius
『Endless Summer Vacation』マイリー・サイラス
『Did you know that there’s a tunnel under Ocean Blvd』ラナ・デル・レイ
『The Age of Pleasure』ジャネール・モネイ
『GUTS』オリヴィア・ロドリゴ
『Midnights』テイラー・スウィフト
『SOS』SZA
「年間最優秀楽曲」候補
“A&W” / ラナ・デル・レイ
“Anti-Hero” / テイラー・スウィフト
“Butterfly” / ジョン・バティステ
“Dance The Night“(From Barbie The Album) / デュア・リパ
“Flowers” / マイリー・サイラス
“Kill Bill” / SZA
“Vampire” / オリヴィア・ロドリゴ
“What Was I Made For?“[From The Motion Picture “Barbie”] / ビリー・アイリッシュ
「最優秀新人賞」候補
グレイシー・エイブラムス
フレッド・アゲイン
アイス・スパイス
ジェリー・ロール
ココ・ジョーンズ
ノア・カハン
ヴィクトリア・モネ
ザ・ウォー・アンド・トリーティ
「年間最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)」
ジャック・アントノフ
ダーンスト・エミール2世
ヒット・ボーイ
メトロ・ブーミン
ダニエル・ニグロ
「年間最優秀ソングライター(ノン・クラシック)」
エドガー・バレーラ
ジェシー・ジョー・ディロン
シェーン・マカナリー
セロン・トーマス
ジャスティン・トランター
『生中継!第66回グラミー賞授賞式®』
※二カ国語版(同時通訳)
2024年2月5日(月)午前 放送・配信
『第66回グラミー賞授賞式®』
※字幕版
2024年2月5日(月)夜 放送・配信
第66回グラミー賞授賞式®の最新情報は特設サイトへ
https://www.wowow.co.jp/music/grammy/