日本時間2024年2月5日(月)に『第66回グラミー賞』の受賞者が発表された。
『第66回グラミー賞』では「最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス」「最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム」「最優秀ポップ・ダンス・レコーディング」の3部門が新たに追加、そして最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)と最優秀ソングライター(ノン・クラシック)の2部門が主要部門(General Field)に移行され、全94部門の受賞者が発表された。
「年間最優秀アルバム」を受賞したのは、テイラー・スウィフトの『Midnights』。テイラーは過去に『Fearless』『1989』『folklore』で同部門を受賞しており、3度受賞のフランク・シナトラやスティーヴィー・ワンダーらの記録を塗り替え、歴代最多となる4度目の受賞を果たす快挙となった。
テイラーは授賞式にて「何と言ったらいいか……私のベストフレンド、ジャック・アントノフと一緒に仕事をすることができて嬉しかったです」とコメント。さらに、新アルバムのリリースがサプライズ発表された。
主要部門ではこのほか、「年間最優秀レコード」をマイリー・サイラスの”Flowers”、「年間最優秀楽曲」をビリー・アイリッシュの”What Was I Made For?”、「最優秀新人賞」をヴィクトリア・モネ、「年間最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)」をジャック・アントノフ、「最優秀ソングライター(ノン・クラシック)」をセロン・トーマスが受賞した。
また、最多9部門にノミネートされていたSZA(シザ)は、「最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)」「最優秀R&Bソング」「最優秀プログレッシヴR&Bアルバム」の3部門を受賞した。
WOWOWプライムおよびWOWOWオンデマンドでは、2月5日(月)22:00より字幕付きの授賞式を放送 / 配信。同時通訳版はWOWOWオンデマンドでアーカイブ配信が行われている。
『第66回グラミー賞』
「年間最優秀レコード」候補
Worship /ジョン・バティステ
Not Strong Enough/boygenius
Flowers/マイリー・サイラス(受賞)
What Was I Made For?[from the motion picture “Barbie”]/ビリー・アイリッシュ
On My Mama/ヴィクトリア・モネ
vampire/オリヴィア・ロドリゴ
Anti-Hero/テイラー・スウィフト
Kill Bill /SZA
「年間最優秀アルバム」候補
『World Music Radio』ジョン・バティステ
『the record』boygenius
『Endless Summer Vacation』マイリー・サイラス
『Did you know that there’s a tunnel under Ocean Blvd』ラナ・デル・レイ
『The Age of Pleasure』ジャネール・モネイ
『GUTS』オリヴィア・ロドリゴ
『Midnights』テイラー・スウィフト(受賞)
『SOS』SZA
「年間最優秀楽曲」候補
“A&W” / ラナ・デル・レイ
“Anti-Hero” / テイラー・スウィフト
“Butterfly” / ジョン・バティステ
“Dance The Night“(From Barbie The Album) / デュア・リパ
“Flowers” / マイリー・サイラス
“Kill Bill” / SZA
“Vampire” / オリヴィア・ロドリゴ
“What Was I Made For?“[From The Motion Picture “Barbie”] / ビリー・アイリッシュ(受賞)
「最優秀新人賞」候補
グレイシー・エイブラムス
フレッド・アゲイン
アイス・スパイス
ジェリー・ロール
ココ・ジョーンズ
ノア・カハン
ヴィクトリア・モネ(受賞)
ザ・ウォー・アンド・トリーティ
「年間最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)」
ジャック・アントノフ(受賞)
ダーンスト・エミール2世
ヒット・ボーイ
メトロ・ブーミン
ダニエル・ニグロ
「年間最優秀ソングライター(ノン・クラシック)」
エドガー・バレーラ
ジェシー・ジョー・ディロン
シェーン・マカナリー
セロン・トーマス(受賞)
ジャスティン・トランター