円盤に乗る派の舞台『幸福な島の夜』が10月26日(木)から11月5日(日)まで、東京・こまばアゴラ劇場で上演される。
円盤に乗る派は、2018年にカゲヤマ気象台を代表としてスタートした演劇プロジェクト。日常生活の中の「自由さ」と「豊かさ」を損なうことなく劇場に立ち上げる作品を追求すると共に、その方法を集団のあり方にまで拡張し、「複数の作家・表現者が一緒にフラットにいられるための時間、あるべきところにいられるような場所」を目指している。現在のプロジェクトチームは、カゲヤマ気象台のほかに日和下駄(俳優)、畠山峻(俳優)、渋木すず(アドバイザー/ウォッチャー)が所属している。
同公演は「最も不気味な他者としての自己」をテーマに、革命によって独立し歴史から断絶した架空の島を舞台に、主人公がある出来事に巻き込まれていく中で島の真実が明らかになっていく様を描いた、SF仕立ての寓話となっている。
また公演期間中に、関連イベント『現実をまた見つけるためのシンポジウム』が行われる。司会に曽根千智を迎え、カゲヤマ気象台のほか、小澤みゆき(編集者・ライター)、北村みなみ(イラストレーター・映像作家・漫画作家)、江永泉(批評家)、小宮りさ麻吏奈(アーティスト・アーター)が登壇する。
公演スケジュールやシンポジウムの詳細については特設サイトをチェックしよう。