日本のアートコレクティブ・SIDE COREによる展示『藤野氏の不思議なコレクション(弥生土器から平和の像まで)』が、5月13日(水)から17日(日)まで東京・代官山蔦屋書店 3号館 2F SHARE LOUNGEにて開催されている。
同期間に代官山T-SITEほかにて開催されているアートと音楽の都市型フェスティバル『DEFOAMAT』のアート部門として開催される同展。代官山で生まれ育ち、家業の酒屋を営んでいた故・藤野次郎の収集物の展示や、藤野の自宅での作品鑑賞ツアーが展開される。SIDE COREは前回の『DEFOAMAT』で、代官山T-SITE内で渋谷の原土を用いた野焼きや、渋谷川の暗渠でのパフォーマンスといった代官山の土器出土の歴史に着目した取り組みを実施。今回、遺跡発掘が行われた経緯をさらに遡るなかで、藤野の存在に辿り着いたという。
代官山にある猿楽古代遺跡公園は、弥生時代に代官山で人々が農耕を営んでいたことを示す物証が発見され、発掘調査が行われたことをきっかけに整備された。物証となる弥生土器に残されていた籾殻の痕跡は、藤野が近所で収集したもの。
さらに、藤野は家の向かいの建設現場で土器が工事員たちに砕かれることを惜しみ、酒と交換に土器を収集。他にも、近所で取り壊される洋館の家具や街に貼られたポスター、近隣に住むアーティストの作品など、街の記憶ともいえる多様な品を集めていた。
同展では藤野が生涯にわたって集めたコレクションに加え、第二次世界大戦後にロシア・シベリアでの強制労働を経験した藤野が、そこで亡くなった友人を追悼するために彫刻家・杉山惣二へ制作を依頼したパブリックアート『平和の祈り』も紹介。一人の住民のまなざしから街の風景の変遷を辿る内容となっている。
また、『DEFOAMAT』のアート部門には、SIDE COREをはじめruangrupa、菅野歩美と演劇カンパニー・ヌトミックの額田大志らが出演。音楽部門には、2MUCH CREW、角銅真実、Mars89らが出演する。
なお、Senyawaは楽器担当のWukir Suryadiがビザの関係で来日できなくなり、それを受けてボーカルのRully Herman、角銅真実、FATHERのトリオによるセッションが行われることが新たに決定した。角銅真実、FATHERのソロセットに関しても予定通り行われる。公演内容変更による払い戻しは、イープラスより別途案内される予定だ。
SIDE CORE『藤野氏の不思議なコレクション(弥生土器から平和の像まで)』

■展示場所詳細
代官山蔦屋書店 3号館 2F SHARE LOUNGE
5/13(水)~17(日) 7:00~22:00
『DEFOAMAT』
アート|2026年5月13日(水)~17日(日)
マーケット|2026年5月16日(土)~17日(日)
音楽|2026年5月16日(土)
DJ|5月17日(日)
会場|代官山T-SITE、代官山UNIT、MIDORI. so、旧朝倉家住宅 ほか
代官山T-SITE:東京都渋谷区猿楽町16-15
代官山UNIT/Saloon:東京都渋谷区恵比寿西1-34-17
旧朝倉家住宅:東京都渋谷区猿楽町29−20
MIDORI. so:東京都目黒区青葉台 3-3-11
連携プログラム会場|代官山ヒルサイドテラス、ART FRONT GALLERY、Forestgate Daikanyama 他
主催・企画・運営・お問い合わせ|DEFOAMAT実行委員会 info_defoamat@ccc.co.jp
助成|アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
協賛|art NIKKEI、Forestgate Daikanyama、WPÜ SHINJUKU、TheaterGuild、Photomatic
※トークセッションなどの企画詳細、タイムスケジュール等は決定次第公式サイト等で告知します。
※音楽ライブは5月16日(土)のみの開催です。
※音楽ライブの催しのみ有料。アート展示、トークイベント、マーケット等の催しは無料でご入場いただけます。
※既に発表されていた灰野敬二氏の出演は、諸事情によりキャンセルとなりました。
※Senyawaは楽器担当のWukir Suryadi氏がビザの関係で来日キャンセルとなりました。