ジュゼッペ・ヴェルディ作のオペラ『シモン・ボッカネグラ』が、11月15日(水)から新国立劇場で上演される。
14世紀の海洋国家ジェノバの初代総督であるシモン・ボッカネグラを題材とし、平民と貴族の抗争、親子や恋人の愛やすれ違いが描かれた『シモン・ボッカネグラ』。同公演では現代オペラ界を代表する演出家、ピエール・オーディが演出にあたる。また舞台美術はオーディが絶大な信頼を寄せている国際的な彫刻家、アニッシュ・カプーアが手がけ、『パルジファル』や『ペレアスとメリザンド』に続いて2人のコラボレーションが実現する。
指揮は新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士。キャストにはロベルト・フロンターリ、イリーナ・ルング、リッカルド・ザネッラート、ルチアーノ・ガンチ、シモーネ・アルベルギーニら世界的に活躍する歌手陣が集う。
公演日程は11月15日(水)、18日(土)、21日(火)、23日(木・祝)、26日(日)の5日間で、9月9日(土)からチケットの前売りが開始される。