『高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの』が、三重県総合博物館(MieMu:みえむ)で9月18日(月・祝)まで開催されている。
三重県で生まれ育ち、アニメーション映画監督として多くの作品を手がけた高畑勲。同展は、高畑勲の演出術に着目して構成されている。
高畑が東映動画(現・東映アニメーション)で演出助手を務めていた時代の作品から、『アルプスの少女ハイジ』『赤毛のアン』などのTVアニメ、『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』などのスタジオジブリ作品まで、制作ノートや絵コンテなどの未公開資料も紹介しながら、時系列で高畑の制作の軌跡をたどる。