表参道駅を出てすぐ目に入る、そのものズバリ「表参道」の交差点。そこに今、ライゾマティクスの新作アートが設置されている。傍らのギャラリー内では同作の制作過程や関連作品が展示されており、誰でも自由に鑑賞することができる。日本を代表するデジタルアート集団の作品が、こんな目立つ場所に突如現れ、しかもフリー! これは見逃す手はない。ただ問題はひとつ。そう、デジタルアートって、どうにもこうにもやっぱりちょっと……難しいのだ。
この記事はOMOTESANDO CROSSING PARKにて開催中の、ライゾマティクス『recursive(リカーシブ)』のメディア向け内覧会レポートである。この際できるだけカッコイイ修辞を捨てて、分かりやすさ最優先でお伝えしたいと思う。著名アーティストの作品がすぐそこまで来ている、せっかくの機会だ。その世界に少しだけ思いを巡らせてみよう。
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