グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
5月21日は、砂場研究家・どろだんご先生の紹介で、お笑いコンビ・チキンナンバンの森本英樹さん、大川知英さんが登場。26年間活動したお笑いトリオ・ニブンノゴ!を解散し、チキンナンバンとして再スタートを切ったお二人に、2歳からの幼馴染で喧嘩を一切しないという関係性や、それぞれのカルチャー遍歴についてお話を伺いました。
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26年間活動したトリオを解散し、コンビで再スタート
Celeina(MC):今日お迎えしたのはお笑いコンビ・チキンナンバンの森本英樹さん、大川知英さんです。
大川:ハローエブリワン!
森本:海外に向けてやってないでしょ!
大川:J-WAVEさんに出演できるなんて嬉しいです。
タカノ(MC):J-WAVEへ出演することはあまりないですか?
森本:あまりないですね。それに、僕たちはもともと26年間ニブンノゴ!というトリオで、吉本で活動してきたんですが、解散してチキンナンバンになりたてなんです。だから、チキンナンバンとしてラジオに出演することが初めてなんですよ。
タカノ:僕、ニブンノゴ!時代のネタは『爆笑オンエアバトル』や『爆笑レッドカーペット』で拝見していたので、今日お会いできてとても嬉しいです。コンビニ強盗がボストンバッグにおでんを詰めちゃうネタがすごく好きです。
大川:ありがとうございます。初期のボケですね。
森本:それ、めちゃくちゃ面白いボケですね! 俺らですか、それ?
タカノ:そうですよ!(笑) そして、昨日のどろだんご先生からのご紹介ということですが、同じ事務所という繋がりなんですか?
森本:そうなんです。どろだんご先生とは、田村淳さんがやっている「田村淳の大人の小学校」というオンラインサロンで出会いました。オンラインサロンでは、淳さんが校長先生で、僕が教頭先生をやっているんですが、そこの生徒さんとして、どろだんご先生が参加されていました。どろだんご先生が生徒ってちょっと分かりづらいんですけど(笑)。そこで、どろだんご先生は芸人ではないんですけど、「吉本の先輩だ」と言ってくれて。そういう繋がりで、今回出演させていただきました。
タカノ:チキンナンバンになったのが今年の2月ですか?
森本:はい。2月に解散して、初めて二人で舞台に立ったのが4月20日になります。
Celeina:じゃあ、まだ結成されて1ヶ月ぐらいなんですね。
大川:そうですね。ホヤホヤです。
タカノ:ニブンノゴ!としてトリオで26年間活動されてきて、新たにチキンナンバンというコンビを組まれた経緯を教えてください。
森本:仲が悪かったんとかじゃないんです。やりきったみたいな感じですね。辞めた相方はツッコミだったんですが、作家業もやっていて、新喜劇のネタを書いたり、放送作家として番組の作家をやっていたりしたんです。そっちに本腰を入れたいとなったので、じゃあ二人でやろうかみたいな。僕たち、45歳を越えているので、周りが「この年齢で挑戦するのはすごいね」と言ってくれますが、僕たちからしたら、そのままの流れのイメージでやっているんです。
大川:チキンナンバンというコンビ名なので、宮崎県出身と思われがちなんですけど、二人とも高知県出身なんですよ。昔から食べていたお弁当屋さんのチキン南蛮が大好きだから、コンビ名をチキンナンバンにしたんです。
タカノ:お二人とも大好きなんですか?
大川:そうなんですよ。
森本:コンビ名どうしようかという時に、僕が「チキンナンバンもいいけどな」って冗談半分で言ったんですよ。そしたら、あまりにも「いいね」と言ってくれるから、それでいこうかとなりました。
タカノ:なるほど。今後チキン南蛮の案件もありそうですよね。
大川:まだ来てないんですけどね。
Celeina:でもYouTubeで、チキン南蛮弁当をたくさん食べられていらっしゃいましたよね。
大川:見ていただいてありがとうございます! 鶏笑のチキン南蛮が美味しいんですよ。
森本:でも、先輩に「どんなコンビ名にしたんだ?」と聞かれて、「チキンナンバンです」と言うと、大体の方に「ダサい」と言われます。
Celeina:めちゃくちゃ覚えやすいですよ。
森本:チキン南蛮は皆が知っている名前ですからね。でも僕たちのことを検索しても、全然出てこないですよ。本当のチキン南蛮ばっかりが出てきて、僕たちにたどり着かないです。
Celeina:じゃあ、ぜひ皆さんに『#チキンナンバン』をたくさん使ってもらいたいですね。
森本:お願いします。どこかのお弁当屋さんのチキン南蛮が出てくるから、そこに勝たなきゃダメ。
大川:もし広まらなかったら、コンビ名を「J-WAVE」に変えます。
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喧嘩は一切なし、2歳の頃からの幼馴染コンビ
タカノ:いや、それはそれで検索にひっかかりにくいですよ(笑)。お二人は高知県出身とおっしゃっていましたが、2歳から幼馴染だそうですね。
森本:はい。保育園からずっと一緒です。
Celeina:学生時代もずっと仲良しだったんですか?
森本:そうですね。中学や高校の時は毎日のように遊んでいました。
大川:小学校の時は、塾も一緒でした。
森本:そうそう。こいつが塾に行き出して、「英樹も行こうぜ」って誘ってくれたので、僕も行き始めたら、すぐ成績1位になったので、こいつは違う塾に変えました。
大川:本当に頭がよくて、どんどん先行っちゃうから。
タカノ:いいですね。お二人の共通言語が一緒ということですもんね。見てきたものも一緒だし。
Celeina:食べてきたチキン南蛮も一緒という。
大川:そう、一緒なんですよ。喧嘩もないですし。
森本:小中高から今まで、1度も喧嘩をしたことがないんです。
タカノ:ネタ作りや、一緒に遊びに行ったり飲みに行ったりしても?
大川:揉めないです。
森本:この間、単独ライブをやったんですけど、その時も1度も揉めていないですね。
Celeina:その単独ライブの様子も、YouTubeで公開されていますよね。タイトルが少しセンセーショナルなので言えないですが(笑)、ぜひご覧ください。
森本:ふざけてあれだけ公開していますが、もっとちゃんとしたネタもやっています!
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二人の気になるカルチャーは、オンラインゲームとアメリカンヴィンテージ
タカノ:そして、お二人の気になるカルチャーもそれぞれ教えていただきたいです。
森本:僕はプレイステーションやSteamのPCゲームなどオンラインで、誰かと対戦するようなゲームがすごく好きです。今は『Dead by Daylight』という鬼ごっこをするみたいなゲームが好きですね。
タカノ:毎日プレイされているんですか?
森本:ほぼ毎日やっていますし、ゲームの配信もしています。僕はそういったものが好きですが、大川の趣味はすごいですよ。
大川:僕はアメリカンヴィンテージが大好きなんです。専用の趣味部屋を作っていたりして、本当はアメリカに住みたいくらいなんですよ。だから、先ほどCeleinaさんがされていた英語でのカッコいい紹介もすごく憧れます。
森本:だから番組の最初も、英語で入ったんですよ。
大川:そうなんです。発音は下手ですけど、憧れですよ。
タカノ:大川さんのお部屋をYouTubeで拝見しましたが、お店みたいでしたよね。
Celeina:あれは、お家ですか?
大川:僕の趣味部屋で、倉庫みたいな感じです。あそこに僕の趣味である、アメリカのカルチャーがいっぱい詰まっているんです。おもちゃやフィギアや古着などが昔から大好きで。
森本:都心からちょっと離れて広いところを探して、50畳ぐらいあるの?
大川:そうですね。
Celeina:そんなに広いんですか!
森本:おもちゃが入らなくなったから50畳のところを探したのに、そこもパンパンになっているんです。でも、実際に大川が住んでいるのは4畳半ぐらいの狭いところなんですよ。
大川:そうです。自分の部屋はどうでもいいんです。
タカノ:もしかして今日着ていらっしゃるTシャツもヴィンテージですか?
大川:そうです。ANDAZIAというメーカーで、不思議の国のアリスに出てくるチシャ猫のヴィンテージTシャツを着ています。
森本:すごいですよ。Tシャツが3、4万とかザラです。
大川:昔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観て以来、アメリカンカルチャーが大好きなんです。映画に出てくる看板を集めたりとか、「うわ、この時に飲んでいたコップはFire-Kingだ」とか。
森本:彼はそのつもりじゃないですが、買ったものが投資にもなっているんですよ。全部値が上がっているんです。
タカノ:森本さんは大川さんに影響を受けたりされないんですか?
森本:上京したての19歳の頃は、僕も一緒に『トイ・ストーリー』のフィギュアを買ったりしていたんですけど、背中が見えなくなるぐらい大川が遠くに行っちゃって。俺もフィギュアは好きですけど、敵わないのでもう集めていないですね。俺はゲームに行きました。
大川:森本は頭がいいから、ゲームの戦略を立てるのがすごいんですよ。サッカーゲームや戦略ゲームがすごくうまいです。おもちゃは頭がよくなくても集められるので。
タカノ:いやいや、でもフィギュアの情報を調べたりとかはすごいですよね。
森本:マジですごいですよ。みんなはメルカリで調べるところを、大川はレベルが違うんですよ。海外のサイトを使って、直接海外の方と知り合って取り引きしています。だから英語を覚えたいんですよ。
大川:そうなんです。僕の英語じゃ海外の方に伝わらないんです。
Celeina:なるほど。もし何か問題があればご一報ください。
森本:大きいものの梱包の仕方の英語を聞かれますよ(笑)。
タカノ:ちょっと時間が足りないので、お二人を別々にまたお呼びしたいです。リスナーの皆さん、YouTubeチャンネルもチェックしてみてください。
Celeina:さて、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?
大川:アメカジボーイズという、アメカジが好きな人で集まってイベントをやっていたんですけど、そこに参加していた、元芸人の原田くんを紹介します。今は芸人を辞めて、浅草で「ROUND UP」という古着屋をやっています。
Celeina:明日は、古着屋「ROUND UP」の原田さんに繋ぎます。今日はお笑いコンビ・チキンナンバンの二人をお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann