グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月11日は、株式会社fantasista代表取締役社長の渡部敬祐さんからの紹介で、株式会社fantasistaの取締役 / クリエイティブディレクターであり、俳優 / モデルとして活動する新岡潤さんが登場。バスケの名門校・能代工業高校のマネージャー職で培った説得力の重要性や、サウナーの新岡さん一押しのサウナについて伺いました。
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パフォーマンス維持のために常に冷静でいる
タカノ(MC):昨日ご出演いただいた渡部敬祐さんからは「暑かったり、寒かったりするけど、そんな時は新岡さん」とお伺いしています。
新岡:確かに僕は一定の温度をキープしているかもしれないです。
タカノ:なるほど! 意味が分かりました。スポーツの世界では大切な要素だと思います。
新岡:常に冷静な人が格好良いと思いますね。
Celeina(MC):その冷静さはいつ頃身につけられたのでしょう?
新岡:小さい頃から冷静だったので、騒ぐことも少なくて。もちろん楽しむ場は楽しむんですが、羽目を外すのが苦手なんです。仕事が良い時も悪い時も、安定したパフォーマンスができるようには心掛けています。
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バスケ名門校で培った説得力。大切なのは背中を見せること
タカノ:パフォーマンスを維持することは重要ですよ。新岡さんは、『SLAM DUNK』に登場する山王工業高校のモデルになったと言われている、秋田県の名門・能代工業高校ご出身だと伺っています。
新岡:本当は公式設定ではないらしいんですが、良く言われるのでほぼオフィシャルの設定になったらしいです。
タカノ:それほど強豪校だということですよね。新岡さんはマネージャーをされていたんですよね?
新岡:はい。一般的な部活動のマネージャーとは違って、会社のマネージャーに近い役職でした。試合に出場することはできないんですが、コーチのような役割を担っていました。監督が練習に来る時間は多くないので、メニューを組んだりもしていましたね。
Celeina:チームを俯瞰しなくてはいけないですし、冷静にもなりますね! 自分の感情論だけではやっていけないと思います。
タカノ:自分が試合に出たいという気持ちはなかったんですか?
新岡:もちろんありましたが、バスケットボール部に憧れて進学した以上、伝統や歴史ももちろん分かっていたし、日本一のチームをまとめる経験は貴重な財産になると思ったので、マネージャーへの転向を受け入れました。
タカノ:マネージャーの経験を通じて得た知見を教えてください。
新岡:説得力がない言葉を吐かないように意識しています。
タカノ:確かに、チームメイトに付いてきてもらうためには説得力が重要ですよね。説得力は一朝一夕で身に付くものではないと思うのですが。
新岡:仲間はバスケしかしていない高校生だったので、知識や立場というよりも、誰よりもバスケットボールに向き合っている姿を見せることが大切だと考えました。朝は5時から誰よりも早く、夕方の練習後も誰よりも最後まで、キャプテンだった渡部と自主練をし背中で示したことが、日本一という結果に結びついた要因のひとつだと思っています。
タカノ:新岡さんは映画『THE FIRST SLAM DUNK』にも携わったとお聞きしています。
新岡:バスケの全国大会の雰囲気や名門校の作法、しきたりをチェックしてほしいとお話をいただいて、監修を担当させていただきました。あとは、試合中の応援なども原作に忠実に当時の応援と重ね作成し、音にしました。願ってもないお話でしたし、胸を張って「俺しかできないだろ」とも思ったので、貴重な体験になりました。