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バトルを辞めた5日後、サメからラップの誘いが来た
えびちる:バトル辞めて、「ピースなことしたいです」ってみんなに言ってたら、その5日後くらいにジンベエザメから連絡が来たんです。沖縄のJリーグクラブ「FC琉球」のマスコット「ジンベーニョ」ってキャラクターなんですけど。「一緒にラップやりませんか」って(笑)。それが、「ちるちるにょにょにょ」になるんですね。上京してバイトしながら音楽やろうかなとも思ってたんですけど、それはなんとなく想像つくじゃないですか。サメとラップするのは全然想像つかなくて。しかも2週間後には、開幕戦のスタジアムでデビューだったんですよ。めちゃくちゃすぎて面白かった。
えびちる:ラップユニットではあるけど、歌ったり、子供向けの体操のお姉さんみたいな曲やったり。世界が「わーっ」って広がったんですよね。沖縄美ら海水族館さんとか、うんこミュージアム沖縄さんとのコラボ曲なんかも作らせてもらいました。1曲のなかで100回くらい「うんこ」って言ってる曲です笑
ちるちるにょにょにょのおかげで、プロのビートメイカーさんとかエンジニアさんとかとお仕事することもできました。そこでゼロから音楽ができていくところを初めて見たんですよ。
実は、バトルをやっていた時からGarageBandで簡単なトラックを作ってみたけど、なかなか思った通りにいかなくて。結局人が作った音源を使って、そこに自分のラップを乗せるだけだったんですよね。だからプロの人たちがゼロからトラックを作ってるのを見て、「めっちゃかっこいい」と。「やっぱり、トラックも自分で手作りしたいな」って気持ちがどんどん強くなりました。
―トラックメイクに興味が向いたんですね。
えびちる:ちるちるにょにょにょの曲を作ってくれてたOMKTさんに「音楽教えてください」とお願いしました。弟子入りじゃないけど、「師匠お願いします!」みたいな(笑)。パソコンの使い方から教えてもらいましたよ。「新規フォルダちゃんと作るんだぞ」「フォルダの名前わかりやすくしないと後からわかんなくなるぞ」とか(笑)。

えびちる:Ableton Liveも教えてもらって、それがめっちゃ自分に合ってたんですよね。OMKTさんの教え方が上手かったんですけど、1週間くらいで使い方をパッと覚えられたんですよ。楽しくて寝ずにやってました。