東京藝術大学 キュレーション教育研究センター(CCS)が、後期開講のオンライン授業『現代美術キュレーション概論』の一般受講生を8月17日(月)正午より募集する。
同授業は、藝大生対象の正規授業を一般の誰もが受講できる特別科目「社会共創科目(公開授業)」の1つ。美術館での展覧会から街なかでのアートプロジェクトまで、多様な形でアートと社会を繋ぐキュレーションの実践について学ぶことができる。10月から2027年1月までの全14回で構成され、学内外で活躍する12名の講師陣がオムニバス方式で登壇する。
2026年度は3名の新しい講師を迎え、授業内容がリニューアルされた。あわせて、日本で初めて西洋美術中心の私立美術館として設立された大原美術館の運営や、AI、エコロジー、資本主義を巡るアートシーンの動向について取り上げる授業などが追加されている。
また、担当教員の難波祐子や先輩修了生からのコメントが公開された。
難波祐子(キュレーション教育研究センター 特任准教授) コメント
本授業では、美術館・博物館関係者はもとより、普段アートとは直接関係のない部署で働いているビジネスパーソンなど多様な受講⽣が参加しています。また藝⼤⽣も学部・⼤学院の幅広い専攻の学⽣が受講している⼤変ユニークな授業です。現代美術の「キュレーション」の今を知ることで、従来の美学・美術史的な発想とはまた別の視点でアートと社会の関係を捉え直すきっかけが⾒つかるかもしれません。
先輩修了生の声(抜粋、⼀部編集)
・勤務館のある地域や来館者の思考と改めて向き合い「どんなコミュニケーションをアートを介してつくっていくか」や「どういうコンセプトが求められるか」、⾃館ならではのつながり⽅を模索したいなと感じています。(2025年度受講⽣、40代・美術館職員)
・これまで専⾨的な美術教育を受けたことがなく、学芸員資格もなく、キュレーターでもない⾃分がアートの現場でコーディネーターを名乗る時、周囲(特に作家)から期待されている役割を達成できているのかを常に問いながら活動してきました。本授業での学びは私にとってこれまでの活動の意義を認めていただけるものであり、今後の励ましになるものでした。(2025年度受講⽣、40代・アートコーディネーター)
『現代美術キュレーション概論』
開講⽇時 | 後期 ⽊曜 6 限 18:00〜19:30
開講場所 | (⼀般の⽅)オンライン /(藝⼤⽣)上野キャンパス 国際交流棟 GA 講義室
<日程>
第 1 回|10/1(⽊)
第 2 回|10/8(⽊)
第 3 回|10/15(⽊)
第 4 回|10/22(⽊)
第 5 回|10/29(⽊)
第 6 回|11/5(⽊)
第 7 回|11/12(⽊)
第 8 回|11/19(⽊)
第 9 回|11/26(⽊)
第 10 回|12/3(⽊)
第 11 回|12/10(⽊)
第 12 回|1/7(⽊)
第 13 回|1/14(⽊)
第 14 回|1/21(⽊)
■⼀般の⽅
定員|150 名(先着順)
受講⽣募集開始|2026 年 8 ⽉ 17 ⽇(⽉)正午
受講⽅法・料⾦|全 14 回のオンライン授業を¥70,000(税込)で受講できます(リアルタイムで配信予定)。