11月6日(金)より全国公開される『男ともだち』から、キャラクター紹介動画と相関図が公開された。
同作は、三島有紀子が監督を務め、千早茜の同名小説を映画化したもの。30歳を目前に人生に行き詰まるイラストレーター・神名と、彼女の「男ともだち」ハセオの曖昧で確かな関係性をつづった物語。主人公の神名を松岡茉優、ハセオを成田凌が演じるほか、井上祐貴、中島歩、咲妃みゆらがキャストに名を連ねている。
公開されたキャラクター紹介動画と相関図では、成田凌演じる「男ともだち」のハセオをはじめ、井上祐貴演じる恋人の彰人、中島歩演じる浮気相手の真司など、神名を取り巻く登場人物8人の一面が切り取られ、それぞれの関係性や、もどかしい距離感が映し出された映像となっている。
神名と同棲中の恋人・彰人(井上祐貴)は、文具メーカーに勤務する几帳面な性格。コーヒーを淹れたり、手料理を作って冷蔵庫に入れておいたりと神名を気遣うが、気持ちはすれ違っていく。妻子がいる身でありながら神名と関係を持つ浮気相手・真司(中島歩)は、大学病院に勤務する医師。神名と逢瀬を重ねるが、互いに都合のいい存在であり、神名の心が満たされることはない。
神名の大学時代の友人・美穂(咲妃みゆ)は、大学卒業以来会っていなかった神名と京都で偶然再会。夫以外に浮気相手がいることを打ち明け、神名の心を揺らす言葉をかける。神名とハセオの大学時代の先輩・岩佐(三浦貴大)は、現在は京都のライブハウスを経営。ハセオの良き理解者でもあり、神名とハセオは久々の再会を機に岩佐のもとを訪れる。
神名が徹夜明けによく訪れる映画館の映写技師の女(余貴美子)は、神出鬼没な不思議な存在。神名が彰人と喧嘩した日や、仕事に追われて徹夜した日にも、彼女をそっと見守っている。美術館のキュレーター・楢崎(池畑慎之介)は、かつて神名が描いた絵本の書評を書いた人物。神名の才能を評価する一方、彼女の描く今の絵から迷いを見透かしている。

三島監督はタイトルにもある「男ともだち」について「男女関係に進むということもなく、ただこの瞬間に隣にいて、一緒に会話をしたり、ご飯を食べたりという時間を過ごし、ともすると女性の友達や恋人よりも自分のことをよく知っていてくれる人になりうる存在だと思います。この映画は、言葉にできない関係や感情、時間を映し出す映画になっています。今の時代を感じながら見てもらいたいなと思っています」と語っている。
映画『男ともだち』

11月6日(金)新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
松岡茉優 成田 凌
井上祐貴 中島 歩 咲妃みゆ 三浦貴大
辻󠄀 凪子 中山求一郎 比喩根(chilldspot)
余 貴美子 池畑慎之介
原作:千早 茜『男ともだち』(文春文庫)
監督:三島有紀子
脚本:澤井香織 音楽:安川午朗
劇中歌:chilldspot「lost child」(RECA Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション:カズモ ©2026『男ともだち』製作委員会
ストーリー
京都に暮らすイラストレーター、神名。30歳を目前にした彼女は人生に静かな行き詰まりを感じていた。絵本で賞を獲り脚光を浴びたのは何年も前、最近は無茶なクライアントワークに神経をすり減らし、惰性や不毛な恋愛に逃げる日々を送っている。同棲中の恋人・彰人とは会話もほとんどなく関係は冷めていく一方、妻子ある医師・真司と逢瀬を重ねるも満たされはしない。そんなある日、神名の元に大学時代の先輩・ハセオから突然電話がかかってくる。昔から自分勝手で人間関係に不器用なのは自覚している神名だったが、出会った頃からなぜか自分のことを深く理解をしてくれる“男ともだち”と7年ぶりに再会。あの頃も今も変わらない温度で接してくれるハセオと過ごす、京都、富山、広島での“3 つの夜”が神名の人生を大きく動かしていく。
原作:千早 茜著『男ともだち』(文春文庫)
2014年に発表された長編小説。
刊行当初から大きな話題を呼び、第151回直木賞候補作にも選出され、
話題作を多く紹介してきた新井賞の栄えある第1回受賞作品。
現在でも幅広い層の女性に支持を受け、根強い人気を誇る。
著者作品初の映像化となった。