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赤坂「sansa」と六本木「awai」のオーナー・橋本一彦が語るビールやワインの新たな楽しみ方

2023.5.25

#OTHER

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4月27日は、富ヶ谷にある酒坊主の店主、前田朋さんからの紹介で、赤坂の「sansa(サンサ)」、そして六本木「awai」のオーナー橋本一彦さんが出演。国内外からセレクトしたクラフトビールやペアリングのフードをジャンルにとらわれず提供する「sansa」のメニューのこだわりや、ナチュラルワインの販売店「awai」の楽しみ方などについて伺いました。

生産者から直接仕入れた食材でビールに合う食べ物を提供

Celeina(MC):まずは赤坂にある「sansa」の話から伺っていければと思います。sansaは、どんなお店なんですか?

橋本:ビールとワインをメインにして、シンプルな食事を提供する飲食店というかレストランというか。

sansaの店内

Celeina:お店の写真を拝見したんですけれども、ビアサーバーがズラッと並んでいて。何種類ぐらいあるんですか?

橋本:サーバー自体で出すのは10種類ぐらいです。

Celeina:なるほど。Sansaでは、それぞれビールごとにグラスが違うんですか。

橋本:そうですね。この「液種」にはこれという形に囚われないようにしてます。いろんな液種があるので、特徴を捉えて、美味しさとか良さを引き出せるように、選ばせていただいてます。

タカノ(MC):グラスの形は、薄さとか、どんなものがあるんですか?

橋本:薄さで言うと、ほとんど薄いグラスですね。薄いグラスの中でも、開いてるグラスとか。

Celeina:なるほど。それで、香りの立ち方とか、炭酸の抜け方とかが変わってくる?

橋本:おっしゃる通りです。

Celeina:やった、当たった(笑)。橋本さんがビールにハマったきっかけって何ですか?

橋本:大学生の頃に、たまたまビールバーに飲みに行ったのがきっかけで、そのお店は300種類ぐらいビールを取り扱ってて、こんなにあるんだというのを知って、どんどんハマっていきました。

Celeina:橋本さんが思うビールの魅力って何ですか?

橋本:たくさん作れるところですかね。ワインだと、やっぱり作れる量が限られてるので、嗜好品でも楽しめる人が限られてしまうんです。ビールは比較的、量を作れるので、いろんな人に楽しんでもらえるというのも魅力です。

sansaの店内

Celeina:sansaでは、料理はどういったものがいただけるんですか?

橋本:料理は、イタリアンとかフレンチとかこれっていうジャンルは無いんですけれども、ほぼ100%、生産者から直接食材をいただいてるので、ある食材でシンプルに仕立てていくっていうのが基本ですね。

タカノ:固定でメニューがあるっていうことではないんですね。

橋本:そうですね。その時々で入ってくるものが違いますので、ビールに合った食事をできるだけ努力して。

Celeina:気になりますね。sansaを拠点に「白読(はくどく)」という室内楽ホールをはじめられたとお伺いしてますが、こちらはどういったものですか?

橋本:月に2回ぐらいアーティストや芸大の学生さんチームなど、クラシックの室内楽をお呼びして、演奏会を開催してます。

タカノ:ビールを飲みながら、クラシックを楽しむという?

橋本:ちょっと違いますね。お酒自体は、コンサートのホワイエみたいに、前後と休憩の間にお酒をお出しして、音楽自体は聴き入っていただけるように、飲食はしないようにしてます。

Celeina:こだわられてますね。演奏会をされるときは、営業というより、演奏会メインでってことですね。

橋本:そうですね。

Celeina:そんな音楽にもこだわりのある橋本さんに、ここで1曲、選曲をお願いしたいんですが、橋本さんが選んでくださった曲はどんな曲でしょうか?

橋本:白読に出演いただいた横山起朗(よこやま たつろう)さんというアーティストの方の“she was the sea”という曲なんですけれども、海をモチーフにしていて、自然の中で聴きたくなる、自然に行ったたような気分になる曲です。

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