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ハッシャダイソーシャル三浦宗一郎は、なぜ「Choose Your Life」を叫び続けるのか

2023.4.6

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

4月6日は、オールドルーキーサウナの岡村陽久さんの紹介で、一般社団法人ハッシャダイソーシャルの三浦宗一郎さんが出演。毎年140校以上でキャリア教育を提供するハッシャダイソーシャルのビジョン「Choose Your Life」に込められた想いや、活動をはじめたきっかけ、今後の夢などを伺いました。

「Choose Your Life」に込められた想い

タカノ(MC):三浦さんが代表理事を務められている一般社団法人ハッシャダイソーシャル、こちら、全国の高校、少年院、児童養護施設など、毎年140校以上でキャリア教育を提供する団体ということですけれども、こちら、どんなことをされてるんでしょうか?

三浦:ありがとうございます。全国、北は北海道、南は沖縄まで「自分の人生、自分で選んでいいんやで」っていう話を直接、伝えにいくような活動をさせてもらってます。

タカノ:若い方々の「選択格差」を課題として取り組んでるという。

三浦:そうですね。僕自身も最終学歴は高卒で。大人になってから気づいたんですけど、生まれ育った家庭環境によって、人生の多くが決まってしまう状況があって。それって、すごくもったいないし悔しくないかっていう想いがあったんです。学歴とか生まれ育つ環境という選べないことじゃなくて、誰でも自分の人生を自分で選べる方が良くないですかっていう。

タカノ:めちゃくちゃ素晴らしい活動です、本当に。project:ZENKAI(プロジェクト・ゼンカイ)という活動もされているそうですが、これは、どんなものなんですか。

三浦:project:ZENKAIは、2年前からトヨタ自動車さんと一緒に取り組みをしていて。企業の採用って学歴とか偏差値とか、ちょっと気にするじゃないですか。でもそれだけだと、多くのものを取りこぼしてるはずで。人間っていろんな側面があって、一人ひとりが持っている学歴とか偏差値だけじゃない可能性を、どうやったらみんなが見つけて形にしていけるかっていうことを、プログラムとして高校生年代の子たちに提供しています。

タカノ:肩書きって、ある種、レッテルみたいになってて。こんな良いところがある、こんなスキルを持ってるっていう方々もいるのに、見えにくくなっている側面もこの社会ではあるかもしれない。そこにスポットライトを当ててくれるっていうことなんでしょうかね。

Celeina(MC):ハッシャダイソーシャルのビジョンが「Choose Your Life」ということで、このワードに込められた想いというのは?

三浦:そうですね。もう、ここに全てが詰まってると言っても過言ではないんですけど、やっぱり「選べなさ」っていうのが今の社会にある。とは言いつつ、僕はやっぱりChoose Your Lifeしている大人がすごいかっこいいなって思うんですよね。社会がどうとか、周りがどうとかじゃなくて、自分がこうしたいっていう風に選ぶのが、もっと人間が輝く生き方だなと思っていて、そういう大人が増えるとすごく良いなと思って活動してます。

タカノ:素敵。三浦さんは、学生時代はどんな学生さんだったんですか?

三浦:そうですね。僕は家庭環境あんまり良くなかったんですけど、中学校卒業して、働きながら勉強させてもらう学校に入ったんです。だから、16歳のときから工場で仕事をしてたりしたんですけど、当時はお金も稼げるし、それなりに楽しくやってたつもりでした。でも、やっぱり大学生いいなとか、もっとウチに金あったらな、みたいなことはどこかで思っていたというか。そんな10代を過ごしてました。

Celeina:きっときっかけがあって、何か変わろうって思われたと思うんですけど、そういうきっかけは覚えていますか?

三浦:はい。ありきたりですけど、やっぱり僕は色んな人たちとの出会いによって自分の人生が変わってきたなと。すごく運が良かったんですよね。

Celeina:でも、その運も自分で掴むものですから。

タカノ:確かにね。

三浦:その運の総量というか。もちろん、良い悪いがあると思うんですけど、生まれ育った環境が既に良かったみたいなところもあったりすると思うので。今一緒に共同代表をやってる勝山(恵一)は、めっちゃヤンチャだったんですよね。お互いにそういう環境で育ってきて、今一緒にこういう活動できているのって、振り返ると本当に運が良かっただけだったんですよね。自分たちも、もちろん頑張ったんですけど、それは頑張れる環境があったからで、運が良かった自分たちにできることって何だろうっていつも言いながら、活動してますね。

Celeina:素敵。

タカノ:活動していく中で、すごい嬉しかったことってあります?

三浦:そうですね。僕らは10代の子供たちに向けて活動しているので、もちろん子供たちが変わっていくのも嬉しいんですけど、その子供たちの周りにいる先生とかが、Choose Your Lifeしだすっていうのもすごく嬉しいですね。公立の先生が、今年の3月に学校を辞めて海外に挑戦することにしたんですとか、大学に行くことにしたんですとか。

タカノ:若者だけじゃなくて、周りにいる人にもどんどんポジティブパワーが波及していくみたいなね。それ、すごく素敵ですよね。

Celeina:いいですね。それでは、ここで三浦さんの選曲をお送りしたいんですが、どんな曲を選んでくださったでしょうか?

三浦:はい、SUPER BEAVERの“突破口”という曲を選ばせてもらいました。この1年、すごく大きなチャレンジをしてきたんですけど、その最中もずっと聴いていた曲です。

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