Z総研がZ世代女子を中心に調査を行い、「Z総研2024年上半期トレンドランキング」を発表した。
同ランキングは、Z世代(1995年以降生まれの若年層)を研究対象としたシンクタンク組織・Z総研が、株式会社N.D.Promotionが運営するメディア『Nom de plume(ノンデプルーム)』の読者であるZ世代女子を中心にトレンド調査を行いまとめたもの。2024年に流行した「言葉」「食べもの・飲みもの」「コスメ」「俳優・女優」「コト・モノ」「YouTubeチャンネル」「Tik Toker」「アイドル」「アーティスト」「曲」の10部門の結果が発表されている。
流行った言葉

1位は「それガーチャー?ほんまごめんやで」。これはSexy Zoneの菊池風磨主演ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』で登場したギャル語で、そのテンポとキャッチーさからじわじわと話題を呼んだ。「ガーチャー?」は「ガチ?」「本当?」を意味する。3位にはKOHHとしての活動を引退し、本名での活動を始めた千葉雄喜による「チーム友達」もラインクインしている。
流行った食べもの・飲みもの

1位はブラジル原産の果物「アサイー」と豆乳で作ったスムージーに、グラノーラやフルーツなどをトッピングする『アサイーボウル』に。そのほか、関東のファミリーマート限定で発売され、現在はその人気から入手困難となっている『シャインマスカットボンボン』などがランクイン。
流行ったコスメ

1位は韓国コスメブランド・Wonjungyoより発売されている「ウォンジョンヨ フィクシングブラーパウダー」。そのほかCANMAKE「プランぷくコーデアイズ」やrom&nd「グラスティングカラーグロス」など、高品質ながらプチプライスなアイテムが多くランクインした。
流行った俳優・女優

1位はNetflixドラマ『舞妓さんちのまかないさん』、WOWOWで2シーズンにわたってドラマ化された『アオハライド』など話題作で主演が続く出口夏希。2位には『第47回日本アカデミー賞』新人俳優賞に選ばれた高橋文哉、3位には3月公開の『恋わずらいのエリー』で映画初主演を務めた宮世琉弥が続いた。
流行ったコト・モノ

1位はリアルな自分の日常を1日1回の写真で友達とシェアすることができるアプリ「Be Real.」。2023年下半期の2位から1位への浮上となり、「流行った言葉」でも2位にランクインした。2位の「猫ミーム」も「流行った言葉」で9位にランクインしている。
流行ったYouTubeチャンネル

1位は前回の2023年下半期に引き続きコムドットとなった。グループが動画で見せる「地元ノリ」が多くの若い視聴者層を引き込んでいる。前回5位だった平成フラミンゴは、今回はコムドットと僅差の2位となっており、勢いを感じさせる。
流行ったTikToker

『Popteen』の専属モデルとしても活動する現役高校生タレントのさくらが1位という結果に。学校でのワンシーンや本格的なダンス動画が同年代の女子高校生たちに特に支持されている。2位のMINAMIはYouTubeでもチャンネル登録者数100万人を突破し、アーティストとしても4月に初のワンマンライブを行うなど、活躍の幅を広げている。
流行ったアイドル

韓国発のサバイバルオーディション『PRODUCE 101』の日本版より誕生し、2024年4月17日(水)にデビューを果たしたME:Iが1位となった。 2位と3位には、ともに韓国を拠点にしながら日本人メンバーも在籍するILLITとLE SSERAFIMがランクインした。
流行ったアーティスト

前回から引き続き、Mrs. GREEN APPLEが1位という結果に。2位には”Bling-Bang-Bang-Born”がヒットしたCreepy Nutsが前回圏外からジャンプアップした。4位には”晩餐歌”が史上最年少でストリーミング累計再生1億回を突破した15歳のtuki.が、9位にはドラマ『Eye Love You』主題歌の”幾億光年”でブレイクしたOmoinotakeが、ともに前回圏外からランクインしている。
流行った曲

TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』のOPに使用されたCreepy Nutsの”Bling-Bang-Bang-Born”が1位。同楽曲はビルボードの日本チャートで計16週にわたって首位をキープ、グローバルチャートにもランクインするなど、2024年上半期を代表するバイラルヒットとなっている。そのほか、Tik Tokを中心に人気を呼んだ乃紫の楽曲も複数ランクインしている。