映画『幻滅』が4月14日に公開される。
同作は、19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの小説『幻滅——メディア戦記』を映画化したもの。監督はグザヴィエ・ジャノリが務め、第47回セザール賞では作品賞のほか、最優秀助演男優賞、有望新人男優賞を含む7部門を受賞した。
19 世紀前半のフランスを舞台に、詩人としての成功を夢見ていたが、野心と欲望に惑わされ堕落していく純粋な青年リュシアンを、『Summer of 85』のバンジャマン・ヴォワザンが演じる。そのほか、リュシアンが共に駆け落ちする貴族の人妻ルイーズをセシル・ド・フランス、リュシアンの先輩格となるジャーナリストをヴァンサン・ラコスト、リュシアンに忠告する作家のナタンをグザヴィエ・ドランが演じる。