12月21日(土)から2025年3月30日(日)まで東京・江東区の東京都現代美術館で開催される『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』の展示詳細が明らかになった。
生前に坂本が東京都現代美術館のために遺した展覧会構想を軸に、坂本の長年の関心事であった音と時間をテーマに、未発表の新作と、これまでの代表作から成る没入型・体感型サウンド・インスタレーション作品約10点を構成・展開することが発表されていた同展。コラボレーションアーティストとして6名が発表されたほか、展示室および屋外の展示構成が公開された。
企画展示室1階では、坂本と高谷史郎による新作を含むコラボレーション作品と、カールステン・ニコライによる新作を展示。地下2階にはZakkubalan、タイの映画監督 / アーティストのアピチャッポン・ウィーラセタクン、高谷らと制作したインスタレーション作品『async』シリーズ、日本初公開となるアピチャッポン・ウィーラセタクンの『Durmiente』、坂本と高谷のコラボレーション作品『LIFE–fluid, invisible, inaudible…』を展示。アーカイブ特別展示として、岩井俊雄との1996–97年のパフォーマンスを再現した新作インスタレーションも初公開される。
また、1階屋外の中庭では、真鍋大度とのコラボレーション作品で、電磁波という人間が知覚できない「流れ(ストリーム)」を一種の生態系と捉えた『センシング・ストリームズ 2024–不可視、不可聴 (MOT version)』を展示。地下2階屋外のサンクン・ガーデンでは、スペシャルコラボレーションとして坂本、中谷芙二子、高谷の新作『《LIFE–WELL TOKYO》霧の彫刻 #47662』が展開される予定となっている。
『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』
会 期 2024年12月21日(土)– 2025年3月30日(日)
開館時間 10:00-18:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)
休 館 日 月曜日(1月13日、2月24日は開館)、12月28日–1月1日、1月14日、2月25日
会 場 東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F ほか(東京都江東区三好 4-1-1)
観 覧 料 一般 2,400 円/大学生・専門学校生・65 歳以上 1,700 円/中高生 960 円
小学生以下無料
主 催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、朝日新聞社、テレビ朝日
協 賛 カカクコム、デジタルガレージ、東邦レオ、NISSHA、ニューバランスジャパン、
山田養蜂場
特別協力 KAB Inc.、KAB America Inc.、ダムタイプオフィス、
エイベックス・エンタテインメント、ケィ・ガレージ、タケナカ、東邦レオ、
ホットスタッフプロモーション、ユニクロ
協 力 J-WAVE
助 成 文化庁・令和6年度我が国アートのグローバル展開推進事業
機材特別協力 イースタンサウンドファクトリー
技術協力 ヘキサゴンジャパン
機材協力 アートウィズ、カラーキネティクス・ジャパン、ブリックス
ゲストキュレーター 難波祐子
担当学芸員 森山朋絵(東京都現代美術館 学芸員)
学芸スタッフ 原田美緒(東京都現代美術館 学芸員)
お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会ウェブサイト https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/