jo0jiの新曲”escaper”が2月28日(水)に配信リリースされ、同日20時にYouTubeでMVが公開された。
jo0jiは鳥取県出身の漁師の息子で、今も漁港で働きながら活動する異色のアーティスト。2022年に友人のために制作した”不屈に花”をYouTubeに公開して活動をスタートさせ、2023年11月にはNiEW主催の入場無料音楽イベント『exPoP!!!!!』に出演。Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR: Early Noise 2024』に選出され、5月にはロッキング・オン・ジャパンの野外音楽フェス『JAPAN JAM 2024』への出演も決定している。
既にライブで披露されている”escaper”は、jo0ji自身が作詞 / 作曲を手掛け、自意識に対して苦悩と葛藤を重ねながらも、自らのその感情をからかうような歌詞となっている。帯同しているバンドメンバーと共に編曲 / 制作を行い、jo0jiの新たな一面となるロックサウンドに仕上がった。ジャケットは1st EP『475』も手掛けた吉良進太郎が担当した。
日々は面倒で溢れている。とりわけ、人付き合いが苦手だ。
jo0ji”escaper”セルフライナーノーツ
ありのままの自分でいるべきだよな、いや、ありのままってなんだ?
みたいな堂々巡りを繰り返すうちに、投げ出したくなる。
相手にどうみられるかを考えているその自意識がかなり厄介だと自分でも思う。
相手に失望されたくないから逃げてしまおうという思考がいつもよぎる。
別に誰もお前のことなんて気にしちゃいないのに、膨れ上がった自意識は止まることを知らない。
そんなことだから浅い人付き合いしかしていないのでどこか満たされない。
SNSを覗く。知らない誰かの投稿を妬ましく思い、誹謗中傷してみる。
虚しくなって死にたくなる。
そういえば、27で死んだ有名人が沢山いるな、早死にすればかっこいいのか、、、。
こういうやつ気持ち悪いよなと思う。
自分にも心当たりがあるから余計だ。同族嫌悪。
でも仕方ない、近しいものを皆心に飼っていると思う。
そいつを飼い慣らすために、少し茶化したような曲をつくった。
また、MVには成田凌と蘓武星香が出演。逃げても逃げても自分から逃げきれない様子をシュールかつ滑稽に描いた映像となっている。なお、成田の出演は、成田がjo0jiの楽曲を聴いているという情報を知ったjo0jiサイドが「ダメ元」でオファーしたことで実現。リリースに際して成田のコメントも公開された。
聞いての通り、見ての通りです
成田凌コメント
jo0jiの頭の中をみてみたい
これからどんなものをみせてくれるのか、楽しみです