2月1日(木)から東京・中目黒のN&A Art SITEで、『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし / Wim Wenders’s Lucid Gaze』展が開催される。
『恵比寿映像祭2024』の地域連携プログラムとして開催される同展は、1970年に『都市の夏』で長編映画監督デビューをしたドイツ出身のヴィム・ヴェンダースに焦点を当てたもの。ヴェンダースは、1982年の『ことの次第』で『第39回ヴェネツィア国際映画祭』金獅子賞、1984年の『パリ、テキサス』で『第37回カンヌ国際映画祭』パルムドール、さらに1987年には『ベルリン・天使の詩』で『第40回カンヌ国際映画祭』監督賞も受賞した。最新監督作で役所広司が主演を務めた映画『PERFECT DAYS』 は、『第96回アカデミー賞』国際長編映画賞にノミネートされている。また、写真家としても活躍し、フランス・パリのポンピドゥーセンターやスペイン・ビルバオのビルバオ・グッゲンハイム美術館、中国・上海の上海美術館などでも、展覧会を開催している。
同展では、ヴェンダースが「究極のロードムービー」と称する1991年の自身監督作『夢の涯てまでも』のクライマックスシーンから着想を得た電子絵画作品『Electronic Paintings』や、『パリ、テキサス』のロケ時に自身が撮影したアメリカ中西部の風景写真で、写真家としてのターニングポイントにもなった『Written in the west』シリーズが展示される。
『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし / Wim Wenders’s Lucid Gaze』
アーティスト:ヴィム・ヴェンダース Wim Wenders
会期:2024年2月1日(木)―3月2日(土) 12:00-17:00 (日) (月) (祝) 休
会場:N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分)
企画:御影雅良 Mikage Masayoshi キュレーション: 墨屋宏明 Sumiya Hiroaki
主催:DART株式会社(代表取締役:墨屋宏明)、GCI BOOKS(代表:御影雅良)
協力:エヌ・アンド・エー株式会社(代表取締役:南條史生)
ウェブサイト:https://nanjo.com/wim_wenders_lucidgaze/