映画『シック・オブ・マイセルフ』(原題:『SYK PIKE』)が10月13日(金)に公開される。
同作は、承認欲求を切り口に、何者にもなれない主人公が嘘や誇張を重ね、人に注目されるための術を追い求めるあまり、自分自身を見失っていく様を描いた作品。脚本・監督を務めたクリストファー・ボルグリは同作が長編2作目となる。
滑稽なまでの自己顕示欲を全身で体現する主人公・シグネを演じるのはクリスティン・クヤトゥ・ソープ。そのほか、エイリック・セザー、ファニー・ベイガーがキャスティングされている。
今回解禁された予告編では、有名なアーティストになりつつある恋人・トーマスに対し嫉妬と焦りを感じたシグネが、注目されるために危険な違法薬物に手を出した結果、薬の副作用により皮膚病を罹患したことで「マイノリティ」として同情と好奇の目を向けられるとともにメディアの注目を集め、新聞や雑誌のトップを飾る様子が描かれている。
同じく解禁された本ビジュアルのデザインは、ティザービジュアルに引き続き大島依提亜が手がけたもの。鮮やかなサーモンピンクのパーカーに身を包み、顔面をマスクで覆ったシグネが自撮りしようとする姿が写っている。