インドネシア出身のマクブル・ムバラク監督による映画『沈黙の自叙伝』(英題:AUTOBIOGRAPHY)が、9月16日(土)より公開されることが発表され、併せてポスタービジュアルと予告編も解禁された。
同作は、暴力と欺瞞に満ちたインドネシアの近現代が寓話的に描かれており、第79回ヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。第23回東京フィルメックスでは審査員長のリティ・パンから絶賛され、コンペティション部門の最優秀作品賞を受賞するなど高い評価を得ている。
マクブル・ムバラクは、映画批評家から映画監督に転身した経歴を持ち、同作が初の長編監督作品となる。
見事な演出による自信に満ちた映画スタイル。
リティ・パン(映画監督『消えた画 クメール・ルージュの真実』・東京フィルメックス審査委員長) コメント
巨大な網に対する個人の抵抗の探求が次第に権力構造の不穏な邪悪さへと変化する様子を描いている。
『沈黙の自叙伝』
【監督】マクバル・ムバラク
【出演】ケビン・アルディロワ、アースウェンディ・ベニング・サワラ、スワラ・ユスフ・マハルディカ、ルクマン・サルディ
【配給】 ムーリンプロダクション
2022年|インドネシア、 ポーランド、ドイツ、シンガポール フランス、 フィリピン、カタール|インドネシア語|カラー|115分 英題 : AUTOBIOGRAPHY
東京フィルメックス上映題「自叙伝」
©2022. Kawan Kawan Media, In Vivo Films, Pōtocol, Staron Film, Cinematografica, NiKo Film
9月16日(土)〜シアター・イメージフォーラムにてロードショー、全国順次公開