『ガウディとサグラダ・ファミリア展』が、6月13日から9月10日まで、東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催される(会期中一部展示替えあり)。また東京会場のあと、滋賀、愛知へ巡回予定。
サグラダ・ファミリア聖堂は、1883年にスペインの建築家アントニ・ガウディが二代目建築家となり、その設計と建設を手掛けてきた聖堂。同展は、長らく「未完の聖堂」と言われながらもいよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリア聖堂に焦点を絞り、ガウディの建築思想と造形原理に迫る企画展となる。
図面だけでなく、多くの模型を作ることで構想を練り上げていったガウディの制作方法に注目するとともに、「降誕の正面」を飾る彫像も自ら手掛けるなど、建築・彫刻・工芸を融合させた総合芸術志向にも光を当て、100点を超える図面、模型、写真、資料、最新の映像が展示される。

