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映画『春原さんのうた』で主演。俳優の荒木知佳の夢はT-falのCMに出演すること

2025.6.11

#MOVIE

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

5月22日は、俳優の渋谷采郁さんからの紹介で、俳優の荒木知佳さんが登場。映画『春原さんのうた』で主演を務めるまでの経緯や、いつか叶えたい夢などについて伺いました。

雪のない冬を過ごしたくて、北海道から東京の大学へ進学

Celeina(MC):荒木さんは、多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科在籍中から、様々な舞台や映像作品に出演されています。まず、俳優を目指したきっかけから教えてください。

荒木:私は北海道出身なんですが、雪のない冬を過ごしたいという思いがあって、大学に進学する時には絶対に上京したいと思っていたんです。それに加えて親が舞台が好きで、小さい頃からよく演劇を観に行っていて。友達が東京で演劇が学べる大学があると教えてくれて、「これだったら頑張って学べるかな」と思い、上京して学んだのがきっかけです。

タカノ(MC):雪がない冬はどうでしたか?

荒木:快適でした! 冬でも自転車に乗れるのが最高です。

Celeina:でも北海道だと建物に断熱性があって、お湯が通ったりして温まっているから、意外と東京の冬の方が寒いと聞いたことがあります。

荒木:そうですね。部屋の中が寒くてびっくりしました。あと、エアコンで暖房が使えると知らなかったんです。なので、冬は凍えながら過ごしました。

Celeina:今は暖房があるのを学びました?

荒木:学びました(笑)。

初出演した映画で、マルセイユ国際映画祭インターナショナルコンペティション部門俳優賞を受賞

Celeina:そんな荒木さんですが、2021年に映画『春原さんのうた』で第32回マルセイユ国際映画祭インターナショナルコンペティション部門の俳優賞を受賞されました。この映画には、どんなきっかけで出演することになったんですか?

荒木:以前顎の手術をしまして、顔がパンパンな状態で知り合いの映画監督さんの映画を観に行ったんです。その時に監督がどうしたのかと聞いてくれたので手術の話をしたら、「治ったら荒木さんで1本映画撮りましょう」と言ってくださって。

Celeina:すごくいい出会いですね!

荒木:本当に奇跡的な出会いでした。顎が治るのに1年くらいかかったんですが、そこから映画を作り出して、完成したらまさかのマルセイユ国際映画祭に行って、という感じでした。

タカノ:すごいですね。

荒木:初めて出た映画で主演をして、俳優賞を受賞して……となかなか心が追いつきませんでした。

タカノ:それは追いつかないですよね。展開が映画っぽいです。その荒木さんのストーリーを映画化しても良さそうですね。

荒木:ぜひお願いします。

Celeina:『春原さんのうた』を制作するうえで、監督とはどういう会話があったのでしょうか?

荒木:「顎の手術が終わって、やってみたいことはなんですか?」と監督から聞かれたので、噛み合わせが良くなってやりたいことを色々お伝えしました。「思い切りハンバーガーとかにかぶりつくシーンを作ってください」とか「ジャンプ力が上がったので、動くシーンも欲しいです」とか。そうしたら、バスケをするシーンを作ってくれたり、どら焼きにかぶりつくシーンを作ってくれたりしました。

タカノ:本当に顎から生まれた映画なんですね(笑)。

荒木:顎記念映画です(笑)。

タカノ:マルセイユに実際に行かれて、いかがでしたか?

荒木:すごく海が綺麗で、牡蠣とか、地中海の食事をたくさん食べました。毎晩外でフェスティバルが開催されていて、監督も出演者もみんなで踊る時間が楽しかったです。

タカノ:色々な体験をされたんですね。『春原さんのうた』要チェックです。

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