グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
8月14日週は、神宮球場正面エリアで実施した公開生放送『マイナビ Swallows Summer Night Festival』を盛り上げるべく、ヤクルトファンで繋がる友達の輪をお送りしました。
8月15日は、東京ヤクルトスワローズOBの五十嵐亮太さん同席のもと、ノンフィクションライターの長谷川晶一さんが登場。12球団全てのファンクラブに加入して気づいたことや、1人での野球観戦の楽しみ方についてお聞きしました。
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12球団全てのファンクラブに入って気づいたこと
Celeina(MC):まずはプロフィールをご紹介させていただきます。長谷川晶一さんは、1970年生まれ、早稲田大学卒業後に出版社へ入社。ファッション誌の編集に携わり、2003年からフリーに。「ヤクルトを愛する12球団ファンクラブ評論家®」として、ヤクルトスワローズを中心に、様々な野球にまつわる書籍を出版されています。
タカノ(MC):「12球団ファンクラブ評論家」とはどういうことでしょうか?
長谷川:2005年から、12球団のファンクラブにずっと入り続けていて、今年で19年目、来年で20年になりますね。
タカノ:すごいですね。
Celeina:なぜ12球団全部のファンクラブに入ろうと思ったのですか?
長谷川:ファンクラブに入った前年の2004年に、球界再編騒動という出来事があって、各球団が「ファンサービスってすごい大事だ」と言い始めたんですね。
ヤクルトのファンクラブには43年間入っているのでよく知っているけれど、他のファンクラブは知らなかったので、他のファンクラブに入ることで比較をできるようにして、ファンサービスを知ろうというのがきっかけですね。
Celeina:それで発見もありましたか? 違いとか魅力とか。
長谷川:全然違います。各球団それぞれ個性もあるし、2005年から20年近く経っているので、各ファンクラブのレベルも上がって、本当に良くなっていますね。
Celeina:今のヤクルトのファンクラブではどのような特典があるんですか。
長谷川:そうですね。やっぱりまず、タレントさんやアイドルのファンクラブ、大物ミュージシャンと同じように、チケットが取りやすいっていう特典ですね。
Celeina:そこに尽きるんですね。
長谷川:チケット特典は12球団全部ちゃんとしてますね。あとは、何回か来たらもらえる来場特典があるかとか、入会したらグッズをもらえるかとか、そういうところで差別化を図ろうとしてますね。
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たまにしか会えないノンフィクションライターとしてのこだわり
タカノ:本日もご一緒しています、ヤクルトスワローズのOBである五十嵐さんに取材をされたこともあるとのことですが、普段ノンフィクションライターとして、どのような視点で野球を取材されてるんでしょうか?
長谷川:そうですね。僕は、常に一緒にいる新聞記者や番記者のような立場ではないので、選手にお会いするのが本当にたまになんですよ。
だから、リアルタイムの情報は新聞やラジオ、テレビにおまかせして、「あの試合のあの場面どうだったんですか」のような、時間があるからこそ聞ける質問で、きちんと深堀りしようということを意識しています。
タカノ:なるほど。「毎日会わないからこそ」というところもあるかもしれないですよね。
さあ、ここで、長谷川さんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聞きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか?
長谷川:自分が聴きたい曲を選んでしまったんですけど、1980年代から90年代に福岡でブレークしたANGIE(アンジー)というバンドのデビュー曲“天井裏から愛を込めて”を選びました。
タカノ:この曲を選んだ理由は何ですか?
長谷川:ANGIEのメインボーカルの水戸華之介さんの歌詞がすごく好きで、こんな詞を書ける人になりたいという思いが、ライターをやる一つのきっかけになっていて、影響を受けたので。
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1人での野球観戦の楽しみ方
Celeina:長谷川さんは今日もユニフォームで来てらっしゃいますけれども、誰のユニフォームですか?
長谷川:今日は山田哲人選手がトリプルスリーを達成したときの記念ユニフォームですね。
五十嵐:レアですよね。何かあるたびに購入してるし、イベントで配られるのも絶対手に入れているので、色々な選手のユニフォームを持ってるんですよね。昔はレディースデーとか限定のユニフォームも配られたんで、男性はもらえなかったんですよ。でも長谷川さんは、自分で買ってるぐらいなんです。
長谷川:「男性ですけど買っていいですか」とちゃんと問い合わせして、買いましたね。
タカノ:自宅にグッズはどれぐらいあるんですか。
長谷川:12球団のファンクラブに入ってから19年なので、1球団分のグッズ×12球団×19年分あります。
タカノ:お邪魔して取材したいですね。
Celeina:野球観戦はお1人で行かれるというこだわりをお持ちだということで。
タカノ:1人の魅力や楽しみ方はありますか?
長谷川:ゆっくり見れるってことですね。僕はかなりお酒を飲むんですけど、自分のペースで飲めるっていう。
Celeina:好きなときに飲んで、好きなときにしっかり集中してってことですね。
長谷川:あとは、一緒に行った友達が飲んでなかったら、飲むのやめようとか、空だったら一緒に頼もうとか、気を使わずに済むところですね。
Celeina:長谷川さんの優しさですね。
五十嵐:ビールを「この売り子さんから買う」と決めているファンの方もいるんですけど、長谷川さんは気を遣って色々な人から買うんです。
長谷川:1人の人に決めると、その人が通るたびに何か買わなきゃいけないみたいになるのが、嫌なんです。
Celeina:理由付けが優しいですね。
長谷川:自分のペースで飲みたいからです。
Celeina:先週観戦しに行ったときに、スタッフと5、6人で行ったんですけど、1人ですごく声を出したんですよ。それで聞きたかったのは長谷川さんが1人で行かれたときに、声は出されますか。
長谷川:本当にちょっとだけですね。
タカノ:楽しみ方まで伺いました。
Celeina:「FIST BUMP」今日はノンフィクションライターの長谷川晶一さんをお迎えしました。ありがとうございました。
長谷川:ありがとうございました。
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann