VOL. 12
京都「黒茶屋」 住所非公開の隠れ家でレコードを聴く至福の時間
2025.3.7
アーティストたちとお届けする連載
ジャズ喫茶、リスニングバー、あるいはBGMのセレクトが効いたカフェや、飲食可能なレコードショップ——この数年、パーティーや会話を楽しむというより、主に「音楽を聴くために訪れる店」が、コロナ禍のニューノーマルに適した存在として大いに注目を浴びた。そして、元の日常が戻ってきつつある現在に於いても、その存在感は高まったままだ。
未知の音楽との出会いや、見知ったはずの音楽のまるで新しい聴こえ方をもたらしてくれる、そんな店の数々を、自身も『Jazz The New Chapter』シリーズを通じてジャズの新しい潮流と文脈を提示してきた音楽評論家=柳樂光隆が訪ねる。
シンガーソングライター「みらん」と作家「小原晩」によるエッセイ連載がスタート。2023年2月から2024年5月まで続いた交換日記を終え、2人はついに外に出る。さらには写真家の新家菜々子も加わり、おしゃべりしたり、食べたり、休んだり。忙しない東京で暮らす3人は、休日に何をして過ごすのだろう。
知ることは、幸せか? 知らなきゃよかったことばっかりじゃん? でも、知らずにいられる?
俺は知りたい。知って余計に混乱しそうなことでも知りたい。知ったところでまったく意味なくても知りたい。傷つくとしても知りたい。宇宙のすべてを出来れば知りたい。興味がある。面白がりたい。
知ろう! 人に聞こう! 博物館へ行こう! そういう連載です。
※連載ビジュアル撮影:玉村敬太
シンガーソングライター「みらん」と作家「小原晩」による交換日記がスタート。始まりは2023年2月中旬。季節はだんだん春めいてきたけれど、みらんには「なんとしてでも乗り越えたい冬」が、そして小原には「未だ乗り越えられていないもの……」があるのだった。
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