10月12日(月・祝)より放送される日本テレビ系ドラマ『十六夜膳房(いざよいぜんぼう)』の新たなキャストとして、鈴木伸之、本多力、辻陸、三原羽衣の出演が発表された。
原作は、中国・上海出身の作家であるマオ・ウー(Mao Wu / 毛無)による同名小説。2017年に中国で、2019年に韓国で出版され、BTSのVがSNSで紹介すると、中国と韓国を中心に話題となった。連載時には累計閲覧数1億回を突破した人気作の、世界で初めての映像化となる。
同作の舞台は、死後の世界にある「黄泉の食堂」。主人公の料理人・孟婆が、死者の注文する「人生で最も忘れられない料理」で彼らを癒し、現世に残した後悔や未練から解放していく姿を描く、ヒューマン・グルメ・ファンタジーとなっている。孟婆を演じるのは中村蒼。食堂を取り仕切るしっかり者の白猫・白無常の声を渋谷凪咲が担当し、閻魔王役には秋谷郁甫がキャスティングされている。
今回発表された4名が演じるのは、現世から死者の魂を「黄泉の食堂」へ連れて行く「黒無常」と呼ばれる死神のような存在。もともとは死者だったが、どうしても心残りがあり、来世へ転生しないことを選択した者たちが「黒無常」となっている。一番の古株である黒無常一号を鈴木伸之、おしゃべりな二十三号を本多力、おとなしいが気配りが上手な三号を辻陸、真面目で口数の少ない七十七号を三原羽衣がそれぞれ演じる。
鈴木伸之 コメント
黒無常一号を演じさせていただくことになりました。鈴木伸之です。
十六夜膳房の世界観に魅力を感じながら撮影に参加させてもらっています。
食をテーマに対話が生まれ、どんな人生がそれぞれ浮かび上がるのか。
黒無常一号の理由や背景、彼の人生とは。
是非ご覧いただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
本多力 コメント
黒無常二十三号役の本多力です。
最後の晩餐ではなく死んだ後に食べるご飯。似てるようで何かが違うんだろうなぁと漠然と考えながら脚本を読みました。
黒無常は、そのご飯を食べる役ではなく、食べる方をお連れする役なので、その辺のことは漠然と考えたままお連れしようと思ってます。
脚本がとってもおもしろかったのでどなたが書かれたのかと思ったら監督の狩山さんが!!!しかも初脚本と聞き更にびっくりしました。
いつなにが起こるか分からない、「人生っておもしろいなぁ」と脚本を読んだときと同じことを思いました。
辻陸 コメント
黒無常三号役を演じさせていただきます辻陸です。
脚本を読ませていただいて、食べものにものすごい力を感じました。同時に愛情の深さや色々な愛の形を感じられる本当に素敵な作品です。
三号は淡々として口数が少なく、ド真面目で温厚で愛情深い。しかしどこか寂しい空虚感がある黒無常です。彼に寄り添いながら素敵なキャストとスタッフで大切に届けます。
ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。
三原羽衣 コメント
今回、黒無常七十七号を演じさせていただきます。
亡くなった人を黄泉の世界へと導いていく役どころです。
少し怖くて近寄りがたい雰囲気もありますが、その中にある優しさや人間らしさも大切にしながら演じたいと思っています。
生と死の境界にいる黒無常だからこそ出せる空気感を、表情や仕草ひとつひとつで感じてもらえたら嬉しいです。
皆さんを「十六夜膳房」の世界へ連れていけるよう頑張ります。お楽しみに!
中村蒼 コメント
私の演じる孟婆がいる黄泉の食堂には、生前、間違った選択をした人、愛する人に思いを伝えられなかった人など後悔や愛情、喪失を抱えた人がやってきます。
今回の脚本を読んだ時、多くの人が人生に何かしら後悔を抱えているのではないかと思いました。ご多分に漏れず私もその一人です。
でも人間はとても複雑で後悔や失敗も含めてその人の一生なんだと思います。だからこそ『自分の人生捨てたものじゃない』と改めて価値を見いだすきっかけとなる作品になったら良いなと思います。
渋谷凪咲 コメント
この度、猫の白無常役を演じさせていただきます渋谷凪咲です。オファーをいただいた時は猫の役と聞いて、ちょっぴり驚きましたが、元々猫を飼っていて大好きだったのでとてもうれしく、小学生の頃は毎日猫に生まれ変わりたいと思っていたので、同時に夢もかなってわくわくしています!作品のテーマは亡くなった方が訪れる死後のお話ではありますが、生涯の忘れられない食事を通して、人生の美しさや輝きに気づかせてくれる作品です。ファンタジーの世界に浸りながら、皆さまにとっての大切な食事も一緒に感じていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします!
秋谷郁甫 コメント
閻魔王を演じさせていただきます。秋谷郁甫です。
ビジュアルからも感じていただけるほど、パンクな閻魔王!
一つの見方にとらわれず、軽やかでチャーミングな閻魔王ですが、中村さん演じる孟婆と、渋谷さん演じる白無常を見守らせていただいております。
とにもかくにも、楽しく演じながら、作品を盛り上げる1人になれたらうれしいです!
楽しみにしていて下さいませ!
マオ・ウー(原作) コメント
原作者の毛無(マオ・ウー)です。
この物語は、2015年、中国の医学部時代にICUで数々の命が散っていく最期に立ち会った経験から生まれました。人生の終わりに人がいちばん食べたいと願うものは、フォアグラでもフカヒレでもありませんでした。ワンタンや、甘酸っぱいりんごなど、そのほとんどが、人生の大切な思い出と結びついた食事だったのです。
中国には「十五的月亮十六圆(満月は十五夜ではなく、十六夜にこそ本当に円くなる)」という言葉があります。悔いの残る人生こそ、円満な人生。その思いを込めて、この作品を『十六夜膳房』と名づけました。『十六夜膳房』は2017年に中国で出版され、2019年には韓国でも翻訳出版されました。けれど当時は花開くこともなく、小説家として食べていけないと感じた私は日本に渡り、日本テレビに入社して、大好きな「月曜から夜ふかし」などの制作に携わり、これ以上ないほど満ち足りた日々を過ごしました。
転機は突然、訪れました。日本テレビでのドラマ化が実現したのです。現代の中国小説がリメークではなく直接ドラマ化されるのは、とても珍しい試みだと聞きました。中国で私を応援し、この一冊を世に出してくれたStoryBookの皆さん、ポプラ社の皆さん、そして10年間この小説を読み続けてくださった皆さん。感無量です。
ドラマの制作チームは、私が全力で信頼する仲間たちです。原作者として、これほどうれしく心強いことはありません。『十六夜膳房』は中国の民俗と神鬼をめぐる物語で、日本の皆さまには少し遠い文化かもしれませんが、食と愛は天下大同です。
私も一視聴者として、ドラマ『十六夜膳房』の食と愛に包まれる日を、楽しみにしております。
感謝感激、謝謝(シェシェ)です。
ドラマDEEP『十六夜膳房(いざよいぜんぼう)』

放送:日本テレビ系全国ネット 月曜プラチナイト
10月12日(月)スタート 毎週月曜 24:24~24:54放送(全11話予定)
配信:TVer、Hulu ほか 毎話放送後配信開始
出演:中村蒼 渋谷凪咲 秋谷郁甫 / 鈴木伸之 本多力 ほか
原作:毛無『十六夜膳房』(ポプラ社)
音楽:Jun Futamata
脚本・演出:狩山俊輔
演出:保母海里風
制作:関根龍太郎
プロデュース:柿野寛将
プロデューサー:鈴間広枝 市山竜次(オフィスクレッシェンド)
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
毛無 『十六夜膳房』(上)(下) ポプラ社

※上巻は、11月11日(水)、下巻は2027年に発売予定
StoryBook(SNSフォロワー100万超)にて「地獄膳房」シリーズとして連載されたもの。連載期間中に累計閲覧数1億回を突破し、読者数は600万人を超えるなど書籍化される前から注目度の高かった作品。2017年に中国にて書籍を出版、2019年には韓国でも翻訳出版され、発売後は人気アーティスト「BTS」のVさんが紹介したことで一気に話題に。現在、台湾でも繁体字版の出版や台湾版ドラマ企画も進行中。
【著者プロフィール】
毛無(マオ・ウー)
本名・徐真然。中国上海生まれ。中国の医学部在学中、ICUで数多くの命の最期に立ち会った経験をもとに『十六夜膳房』を執筆。2017年に中国で出版され、連載版は累計閲覧数1億回・読者数600万人を突破。2019年には韓国でも翻訳出版された。来日後は日本テレビに入社し、「月曜から夜ふかし」などの制作に携わった。本書が日本デビュー作となる。
Instagram: @mao__wu