5月23日(土)より放送開始されるNHK土曜ドラマ『ムショラン三ツ星』の、劇伴と主題歌が発表された。
同作は、刑務所に勤務する現役の管理栄養士・黒栁桂子によるノンフィクション本『めざせ! ムショラン三ツ星』のドラマ化作品。かつては高級イタリアン店の超一流シェフをしていた主人公の銀林葉子(小池栄子)が、店のオーナーによる売り上げの持ち逃げで閉店の憂き目に遭い、急遽決まった就職先の男子刑務所で、塀の中の刑務官や受刑者たちとのトラブルや騒動を乗り越える姿を描く「刑務所社会派コメディードラマ」となっている。
劇伴を担当するのは、スチャダラパーのSHINCOと遠藤浩二の2名。SHINCOが手がけた1990年代のヒップホップを踏襲した雰囲気の楽曲には、chelmicoのRachelがボーカルとして参加し、「Food can change the world!(食がこの世界を変える!)」をメインワードとしたラップが展開される。また遠藤は、イタリアンのシェフ・葉子をイメージし、イタリアへのオマージュを取り入れた楽曲を中心に、コミカルさと情感の両面を表現した音楽を提供した。
主題歌は、Chilli Beans.による楽曲“breath”に決定。同楽曲は、ドラマのテーマである「人の更生と祈り」をイメージして制作された。

音楽・SHINCO コメント
刑務所管理栄養士と炊事担当の受刑者たちとの衝突もありながら、次第に心を通わせるハートウォーミングな作品に微力ながら音楽で参加する事ができて、とても嬉しかったです。
音楽・遠藤浩二 コメント
このサウンドトラックは、少し不思議な“刑務所レシピ”のように作り上げました。彼女のバックボーンであるイタリアンシェフの感性。重たくなりすぎないように、コミカルさをひとつまみ。さらに、人間くささや優しさをじっくり煮込むことで、ヒューマンドラマとしての温度感を大切にしました。
笑いと切なさ、そして愛情を隠し味にして、聴き終わるころには、なぜかお腹と心が少し温かくなる。そんな一皿のようなサウンドトラックを目指しました。
主題歌・Chilli Beans. コメント
このドラマの主題歌のお話を頂いた時、すぐに自分の中に明確なイメージが湧いてきました。
実際に台本を読んでみて、心が動かされて物語にもそれを曲にしていく事にもすごくワクワクしました。
シビアで儚くも強い。繊細なものはいつも静かで見えにくくて壊れやすい、悲しみや寂しさには希望が混ざってるから、苦しくも強くもなれるのかなと思いました。
サウンドは重めに guitar は水面の希望のように言葉は儚く力強くそんなイメージで作っていきました。
私たちは皆んな息をしている、暗い水の底、水面にさす光、上っていけば深く息ができるという想いで
「breath」という曲名をつけました。
ドラマも楽曲もその交わりもすごく楽しみです!ぜひ皆さんも楽しんでもらえたら嬉しいです!
土曜ドラマ『ムショラン三ツ星』

放送日:5月23日(土)スタート
放送時間:NHK G 毎週(土)夜10:00〜10:45(全5話)
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
出演:小池栄子、中村蒼、ともさかりえ、玉置玲央、関口メンディー、小坂菜緒、葉山奨之、板橋駿谷、パンツェッタ ジローラモ、ひょうろく、DOTAMA、山内圭哉、河相我聞、石川萌香、川口和空、三宅弘城、温水洋一、塚本高史、生瀬勝久、國村隼
語り:ヒコロヒー
原作:黒栁桂子『めざせ!ムショラン三ツ星』
脚本:鈴木香里、服部隆、青塚美穂
音楽:SHINCO(ラップボーカル Rachel)、遠藤浩二
主題歌:Chilli Beans.「breath」
制作統括:渡邊竜、高橋練、谷口卓敬
プロデューサー:勝木孝
演出:本橋圭太、瀬野尾一
制作:NHKエンタープライズ
制作・著作:NHK、松竹
<あらすじ>
銀林葉子(小池栄子)は高級イタリアン店の超一流シェフ。数々の賞を受けて店は繁盛していたが、店のオーナーが売り上げを全て持ち逃げし、閉店の憂き目に遭う。子供二人を抱え、急きょ決まった就職先は地元の男子刑務所だった。刑務所の管理栄養士としての葉子の仕事は、毎月の献立の作成など事務仕事がメインだが、炊場(炊事工場の略)から呼び出しがかかれば駆けつけなければならない。
「みょうがはどこまでむくんですか?」「コロッケが爆発しました!」料理初心者の受刑者たちが朝・昼・晩に行う調理では、ツッコみたくなることばかりが起きる。見た目がいかつく最初は近寄るのも怖かった葉子だが、彼らが必死で頑張る姿とのギャップに、頭を抱えながらもつい笑ってしまう。
刑務所の食費は、1人あたり一日三食で543円。ひと月分の献立を決める給食会議では、しゃくし定規な入江総務部長(生瀬勝久)や事なかれ主義の用度課長(三宅弘城)と時にけんかしつつ、炊場担当のクールな杉山刑務官(中村蒼)と共に、献立に知恵を絞る。「七夕カレー」「イカフライレモン」「激ウマドーナツ」「うちのから揚げ」葉子の創意工夫の新メニューは、受刑者たちの胃袋もハートもつかんでいく。
ある日、葉子たちに見送られ出所したばかりの受刑者が再犯で捕まるというニュースが流れる。ショックを受ける葉子だが、再犯率の高さを知り、理解者の名取所長(國村隼)に後押しされながら、食を通した更生への道を探る決意をする。
「人は果たして本当に変わることができるのか」「食を通していったい自分は何ができるのか?」
かつてミシュランを目指した葉子の“ムショラン三ツ星”への新たな挑戦が始まる!


